年々緩やかになっていく聴覚過敏 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、中秋の名月ですね。家からも、すごくきれいなお月様が見えました。窓の外でも、秋の虫の声が、コロコロ聞こえます。夏が、終わりましたね。

 

 

お昼に、ファミリーレストランに入ったのですが、あいにくの混雑で、仕切りのない大部屋に通されました。

 

真後ろの団体は、お酒が入って、大声で盛り上がっています。横の席は、2つとも、赤ちゃんや幼児の子ども連れのファミリーで、子どもたちが、入れ替わり、立ち代わり大泣きしていました。

 

私でも、うるさくて気が散る席でした。宴会の席には、少し静かにしてくださいと、言おうかと思ってしまうような席でした。

 

大声や、子どもの鳴き声が嫌いな息子に、「この部屋は無理かもしれない。テーブル席が空いたら、変えてもらおう」と、思っていたのですが、息子は、なんと食べることに集中してくれて「嫌だ、席をかわる」と、いいませんでした。

 

聴覚過敏があるのに、よく我慢できました。すごく偉かったです。

 

でも、食事が終わったら、すぐ帰ったので、やはりうるさかったのだとは、思います。

 

小さい頃は、赤ちゃんの泣き声、トイレのエアータオルの音、室内でのガヤガヤ声のこもり感がまったくダメで、パニックや癇癪を起していたのですが、今では、それらは、我慢できる範囲になりました。

 

嫌いな音がしても、それより嫌なこと、ひどいことは、起きなかったという経験を積み重ねてきたんですね。聴覚過敏を確実に克服してきています。成長を感じました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

昨日に引き続き、実習先に渡す、絵を描いていた息子。お礼のメッセージを書きたいというので、OKにしました。

 

いきなり絵に、お礼のメッセージを描くのでなく、まずメモ用紙に、文章を考えて書いて、そのメモに母に校正を入れてもらってから、本番のイラストにメッセージを書き込んでいました。

 

ずいぶん、慎重に物事を考えられるようになってきました。

 

追伸

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