放課後デイサービスや移動支援の利用について戦う!! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。グリーンカーテンのゴーヤが、いつの間にか、2階のベランダまで登って、実をつけていました。ゴーヤといえば、夏の野菜のような気がしますが、毎年、9月に入ってからの方が、実をつけます。不思議です。

 

 

以下、今日は、長文です。

 

今日、養護学校で、卒業アルバムの写真選びの作業していたのですが、進路の先生に呼び止められました。そこで、息子の校外実習中の放課後デイサービス(以下、放デイと略します)の利用について説明されました。

 

10月からの実習の後、息子からの希望で、放デイを使いたいと連絡帳に書いた件でした。

 

昨年秋から、校外実習中の放デイの利用は、禁止になりました。地域の他の養護学校では、そういうルールはありません。うちの養護学校だけのルールです。

 

放デイ禁止のほかに、さらに今回の秋実習では、休みの日の移動支援(ガイドヘルパー)まで、利用を禁止された方がいました。

 

放デイや移動支援で、子どもが何をして、どういう気持ちで利用しているのかを、学校が理解していない気がします。

 

息子の通う放デイは、2か所とも療育型ではないので、家に帰るまでの間、おやつを食べて、好きなことやレクをして、お友だちや支援員さんとのんびり過ごします。

 

なのに、学校が禁止する主な理由は、「子どもが疲れてしまい、翌日の実習に影響が出る、お迎えの場所が実習先になるので、先方に迷惑をかけるから・・」と、説明されました。


それって、「ちょっとおかしい。学校が、一律に禁止するものなのだろうか?、その家庭、その子の状態で決めればいいことではないのか」と思い、進路の先生に、その思いをぶつけました。

 

応えは、「否」。「お母さん、お子さんが疲れて、実習がおろそかになり、就労の合否につながりますよ、いいんですか・・・」と決めつけて言われました。びっくりです。

 

息子は、放デイに、自分で行きます。車の迎えはありません。放デイでは、好きな絵を描き、好きな電車やアニメの話を、お友だちや支援者さんに、聞いてもらい、リラックスして、のんびり楽しい時間を過ごして帰ってきます。疲れるというより、癒されて帰ってくるのです。

 

息子もこちらも、むやみに放デイに行きたいと言っているわけではありません。

 

息子は、これからある特例子会社実習は、「勤務時間、通勤時間も長いので、放デイは、疲れちゃうからお休みする」と、言っています。ただ、その後にある、就労移行支援事業所の実習後は、放デイに行きたいと言っているのです。

 

就労移行支援事業所の実習は、勤務時間も短いですし、何より通勤経路の途中の駅なので、帰りによることが充分可能です。息子も、大好きな放デイの利用を強く望んでいます。

 

結局、親の判断で行かせてもいいという返事を、半ば無理やりいただきましたが、「本当にいいんですか・・・」的な言い方を、再度されました。

 

もちろん、1日行かせてみて、息子の疲れ度合い、様子を判断して、放デイの利用を取りやめることも視野に入れています。

 

移送支援に関しては、休日、親とお出かけするのと、かわりがありませんし、息子が楽しみにしているので、こちらは、うちは、何も言われていないのをいいことに、普通に利用します。

 

学校側は、子どもの為というより、事業所や実習先とのトラブルや、通勤途中のケガの問題等、学校の責任問題になることを心配しているように感じます。

 

もちろん、慣れない実習で疲れて、目いっぱいの子もいます。なので、そういう子は、利用しないという、各家庭の判断でいいと思うのです。

 

でも、子どもに余力があり、精神的な癒しを求めての利用まで、学校に禁止されるのには、納得がいきませんでした。

 

今すぐの改善申し込みは、進路指導室の先生との対立になりそうなのでしませんが、卒業までに、この件については、「原則、実習中の放デイの利用は控えていただきたいが、親からの利用申し出の書類の提出があり、本人が望む場合は利用ができる」くらいの着地点を目安に交渉をしていきたいと思います。

 

これなら、親、子ども、学校、それぞれの思惑、利用のバランスが取れると思います。

 

あくまでも、放デイや移動支援の利用は、子どもファーストでいきたいものです。

 

【クスっと、コーナー】

 

今日、卒業アルバムのボランティアで、学校へ行って、判明した衝撃の事実があります。1,2年生の写真を、色々選びました。

 

息子の親の知らない「いい表情の写真」が沢山でてきました。「欲しいなあ・・」と、話をしたら、「去年もらっているよね」という話になりました。

 

昨年度のクラス(2-1)に、クラスアルバムなるものがあったそうで、3月末の修了式に、子ども1人1人に、持たせたというのです。

 

母、見ていません!! ( ̄□ ̄;)

 

息子に帰って確認したところ、自分の「電車の本を入れる白いカラーボックスに入っているよ」との、軽い返事がありました。


息子のベストショットが載っていて、さらに、自分でコメントも付けた力作のアルバムがありました。

 

どうして自分の本棚にいれてしまって、母に見せてくれなかったのかと聞いたら、息子曰く、「僕の作った、僕の大切な思い出のアルバムだから・・」だ、そうです。

 

お願いです。こういうものは、母にも見せて欲しいです (>_<)

 

追伸

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