「続ける大切さ」と「受け入れてくれる環境」があれば成長する | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。

 

昨日、ブログアップに、失敗していました。アップし直ししました。すいません。

 

今日は、親の会のデイキャンプに行ってきました。台風で、1日だけになりましたが、楽しく過ごせました。

 

このキャンプに参加して、思ったことは、「続けることの大切さ」と、「受け入れてくれる環境があれば、子どもは成長する」ということです。

 

このキャンプに参加して、我が家は、12年目になります。毎年、7月最後の週末に、決まったキャンプ場に、ほぼ決まったスケジュールで出かけます。20年以上前から続く歴史があります。

 

メンバーも、入れ代わりはあるものの顔なじみの家族が沢山います。親以外に、支援してくれるボランティアさんも、大勢います。1年に1回のだけの出会いですが、それゆえに、成長を感じ、認め合うことができます。

 

自閉症ですから、楽しいこと、興味のあることは、それぞれ違います。それでも、1泊2日、一緒に過ごして、同じ釜の飯を食うという経験は、一体感というか、認めあうことができますね。

 

ボランティアの方、親、自閉症同志で、流れる空気は、「どんな状態でも、理解してくれる仲間だ」という事です。

 

どんなに、元気良すぎて、ハイテンションで騒いでいる子がいても、辛くて、飛び出してしまう子がいても、自分のペースでしか行動しない子がいても、「それでいい、そのままでいい、認めます」とう空気があります。

 

親は、普段なら気を使い、ペコペコ謝りながら、過ごさなくていけないのに、このキャンプの時は、親も大らかに子どもたちを見守れます。ボランティアさんが付き添って、一緒に、楽しく安全に活動してくれるからです。

 

その環境の中で、子どもたちは、自分で表現する力を身に着けていきました。キャンプファイヤーの時に、以前は、ただみんなで踊りを踊ったり、ボラさんの出し物を見るだけだったのに、ここ近年は、自閉症の子どもたちがパフォーマンスを見せてくれます。

 

1人で、歌を歌い、歌に合わせてカッコよく踊る子がいたり、異年齢の子どもたちが、みんなで打ち合わせて、パフォーマンスを見せてくれたり、普段、みんなに加わらない子も、誰かが、踊っていると、す~と近づいて、バックダンスしてくれたり、ほほえましい風景をみることができます。

 

1日だけでしたが、素晴らしい夏の思い出を、ありがとうございました。来年こそは、1泊2日のキャンプが満喫できるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

親が知らないうちにマイケルジャクソンの歌、振り付けを、完コピして、みんなに披露していました。いつ練習したんでしょうか。これも、親離れの一環ということでしょう。

 

 

 

追伸

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