LADです。明日の台風、上陸場所が、かわりましたね。でも、危険があるので、明日のキャンプは中止、明後日の日曜日に、プールと、演芸大会を残して、デイキャンプにすることにしました。
今日は、養護学校の先生に、宿題の暑中見舞いはがきを、書くように言ったのですが、「はがき書き」が、嫌いな息子、大荒れになりました。
「僕は、ハガキ書きたくない。書きたくないのに、なんで・・・・」と、ブツブツ言っています。苦手で書きたくないのもわかるのですが、それでも、書かないわけにはいかないのです。
さらに、「歌丸さんが亡くなって、ぼく喪中だから・・・」と、謎な言い訳をはじめました。
息子に、「暑中お見舞いは、年賀状ではないので、お祝い事ではありません。喪中は、親族に不幸があった時に、お祝い事を慎みます。それに、歌丸さんは、親族でないので、〇〇(息子)の喪中にはなりません」と、説明しました。
さらに、暑中お見舞いは夏休みに入り、学校の先生に、自分の近況を伝えて、がんばっていることを知らせる大事な季節の行事だと話をしました。
書く理由に納得してもらった後は、書きやすくする工夫です。苦手なことに取り組みやすくするために、少しお手伝いしました。
〇暑中見舞いはがきですが、真っ白より、絵が描いてあるほうが、紙面を埋めやすいので、朝顔の絵入りを用意しました。
〇宛名を、はがきを同サイズの紙に書き、お手本にしてもらう
〇「暑中お見舞い申しあげます」の後に書く文章の例文をあげる。
「〇〇先生なら、宿題、どこまで頑張ってるか書いたら」、「○○先生は、実習の見学一緒に行ったのだから、秋実習への思いを書いたら・・・」等、ゼロからでなく、ヒントをだします。「書きなさい」でなく、自分でその中から、選ばせるといいですね。
〇先生の出身地の名産品を、一緒に調べる。息子は、人の出身地が気になるので、そこを利用します。苦手なハガキを書く、モチベーションが上がるんですよね。
岡山県出身の先生には、桃にぶどう、梨に、黄にらを描きました。
山形出身の先生には、紅花です。
先生3人分かけたら、いっぱい褒めました。「先生達、〇〇から、暑中お見舞いはがききたら、喜ぶよ。お返事くれるからなあ」と、いったら、まんざらでもなかったようです。
最後に、お出かけのついでに、自分で駅のポストに投函してもらいました。手紙を出すのも、将来の自律へ向けて、大事なことですね。
本人がやりたくない、取り組みたくないことを、やってもらう時には、
1)取りかかり易くする為に、本人にやってもらうことを少なくする。全部の工程をやるのでなく、最後だけなど。はじめてのことは、親が少し手伝ってもいいと思います。まずは、一度、「自分で出来た」という経験をもってもらうのが、大事です。
2)最初と、終わりをはっきりする。どのくらいの量を、いつまでにやるのか目に見えるように提示する。
3)選択肢を用意して、本人に選んでもらう。自分で選んだことは、がんばります。
4)道具や、アイテムで、そのことが楽になるなら、積極的に取り入れる。お手本や見本など。
5)出来たら、褒める。本人を褒めるだけでなく、周りの人にも、がんばってやりとげたことをアピールする。
今回の暑中お見舞いはがきなら、娘に見せて、「お兄ちゃん、すごく、細かく名産品の絵描けてるでしょう。すごいねえ・・・」という風です。人によっては、ご褒美があってもいいと思います。
やりたくないことでも、やらなければいけない時があるということを理解できていると、将来への自律、仕事をすることへ、繫がると思います。
【今日のいいとこ探し】
楽しみにしていた、1泊2日のキャンプが中止になり、ちょっと納得がいかない息子。「カレー作りたかったなあ」、「キャンドルファイヤーしたかったなあ・・・」と、何回も、つぶやいています。
でも、それは、自分を納得させるためのつぶやきです。小さい頃なら、泣いて叫んで、キーッとなって、かんしゃくを起こしていたと思います。
経験を積んで、自分で自分を納得させる方法を身に着けてきましたね。
追伸
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