自閉症指導における、途中で止める重要性 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、明後日からの親の会のキャンプをどうするか、担当の方と話合いをしました。台風直撃は、免れないようなので、中止か日曜日のプールるだけやるかという話です。

 

でも、参加費も集めているし、子どもたちも楽しみにしているし、キャンセル料のことなどもあり、悩ましいところです。明日の朝の天気予報をみて、最終判断することになりました。

 

何か、沢山の人やお金が動いたときは、途中でやめる判断が難しいですよね。でも、子どもたちやボランティアさんの安全、来年へ続けるための勇気ある撤退も、ありだと思っています。

 

自閉症の子に、何か教える時にも、「途中で止める」という選択肢もあると思っています。年齢的なものや、子どもの発達の状態などで、「今は、まだ無理だけど、もう少し成長してから取り組みなおした方がいい」、実際、その数年後には、さらっと出来たことが何個もありました。

 

学校などで、年齢相応のこと、「宿題」や「課題」は、無理にやらせないで、止めさせる。子どもの成長や興味に合わせて、別な方法で、学んでいってもらえればいいと思います。

 

その例です。

 

〇オムツ外し 2歳くらいから、挑戦しましたが、トイレが嫌になって、かえってこじらせてしまった。

 →幼稚園に、3歳で入り、小さい方は、すぐとれました。大きい方は、小1までかかりましたが、便器に座って出来るようになりました。

 

〇自転車に乗る 3輪車から始めて補助輪付き自転車までは、小1くらいまでにいきましたが、その後、補助輪を外したら、練習を手押ししながらやったのですが、全然乗れなくて嫌になってしまいました。

 →小3になって、自転車を大きくしたタイミングで、乗ったらさらっと乗れました。

 

〇小1の宿題の漢字ワーク 同じ文字を、20回も、30回も書くのが嫌だったようです。漢字は、覚えて欲しかったのですが、宿題自体をやりたがらなくなってしまいました。

 →宿題をやらないという選択をしました。漢字は、大好きな駅名から、色々覚えました。また、学校からの宿題漢字ノートでなく、家で、少量の漢字プリントを用意してやるようになったら、ずいぶん漢字を使って文章を書くようになりました。

 

たぶんどれも、出来ない時に、無理にやらせていたら、ダメだったと思います。自閉症の子の指導に関しては、途中でやめたり、待つことも大事なことだと思います。

 

【クスっと、コーナー】

 

娘が宿泊学習で買ってきた冷やしほうとう「夏のほうとう」です。

 

 

実は、娘が旅行に行く前、山梨県に行くと聞いた息子が、「お土産にほうとう買って来て・・」といったら、家族から、「こんな暑い時に、ほうとうは食べたくないよ、冷やしほうとうがあれば、別だけどね…」と、言われていたんです。

 

本当にあったんですね。びっくりです。まだ食べていませんが、そうめんように食べるようです。

 

追伸

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