「暗くなると怖い人に、さらわれてしまう」と心配する17歳の息子 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暑かったですね。湿気を含んでいるのか、空気が重く感じました。

 

石川のおばあちゃんのところから、ブドウ(デラウェア)が、2箱も届きました。今年も、甘くて、味が濃くおいしかったです。

 

 

今日は、本当は、自分で歩いて家まで帰ってくる放課後デイサービスの日でした。でも、学校行事の関係で、今日は、お休みにしていました。

 

夜になって、「今日は、〇〇さん(放デイ)お休みだからよかったけど、来週は、帰りが5時半で暗くなるから、懐中電灯を持って行かなくちゃ・・・」と、息子が、不安そうに、心配顔で言うのです。

 

「そんなに暗くならないし、懐中電灯要らないでしょう」と、声がけしたら「お母さん、暗くなると怖い人が出て、僕がさらわれちゃうかもしれないでしょう」と、怒られました。

 

さらわれちゃう???  (  ゚ ▽ ゚ ;)

 

そうなんです。息子、小さい頃に、注意された「暗くなると怖い人が出てさらわれてしまう」を、真剣に信じていました。

 

17歳の高校生をさらう、怖い人はいないと思うのですが・・・( ̄_ ̄ i)

 

息子、真剣でした。そこから、考えを改めて、安心してもらうために、こんな説明をしました。

 

〇誘拐は、子どもをねらう。17歳は、子どもに見えなくて、大人の男の人と見られるので、怖い人はさらっていかない。体の大きな大人をさらうことはできない。

 

〇息子が女の子や女性なら、痴漢の心配があるが、男の子なので心配がない。

 

〇怖い目にあったら、走って逃げる。嫌なことをされそうになったら、大きな声を出して助けを求めて抵抗する。携帯で、親や警察に助けを求められる。

 

息子は、「なら、暗くなっても大丈夫」と安心したようです。まさか、防犯の考え方が、小さい頃で止まっていると思いませんでした。他に、いろいろありそうなので、聞き取りしてみようと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

学校で、県立の普通高校との交流会が土曜日にあります。その実行委員会に、今年、入った息子。今日も、その打ち合わせで、夕方5時まで学校にいました。

 

打ち合わせや準備など、息子にできるのかと、心配していたのですが、自分から発言などして、積極的に参加しているようで、よかったです。土曜日、楽しみです。

 

追伸

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