自閉症の子と防災を考える | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暑かったです。出先で、こんな変わり種のオシロイバナを見つけました。ピンクと、白と黄色の3種の交雑種のようです。

 

白とピンク、黄色とピンクの2種類の交雑は、見かけたことがあるのですが、どうして、こんな風になったのでしょうか、不思議です。

 

 

「平成30年7月豪雨」で、被災された方々ならびに、そのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。1日も早く、日常生活が戻り、安心して過ごせるようになるといいですね。

 

連日のテレビでの、被災の状況を見ながら、子どもたちから「家は、水害にあわないのか、地震の時、大丈夫なのか。津波は来ないのか」と、質問されました。特に、娘は、詳しい状況がわかるだけに、不安をもったようです。

 

子どもたちの不安の解消に話したことを、あげておきます。息子には、もう少し、かみ砕いて分かる言葉にしました。

 

〇水害

→「水害は、大きな川が近くに無いので、川の氾濫は、考えられない。家の作りが、道路より一段上なので、すぐ床上浸水にはならない」と、具体的に説明。

 

〇地震

→地震に関しては、「絶対起きないわけではないが、小さい地震が起こっているうちは、地下プレートのストレスが発散されて大きな地震が来る確率が低くなっている」と科学的根拠で説明。また、「家は、作った時に、耐震の仕様になっているので、いきなりつぶれることは無い」と、こちらも具体的に根拠を持って説明。

 

〇津波

→海から、遠く離れているので、心配しなくていい。

 

〇火事

→すぐ近くでなければ、慌てて避難する必要はない。近かったら、広域避難場所になってる、近所の公園に行くよう説明。ゲームやスマホ、飲み食いすぐできる食べ物は、持って行っていい。

 

〇食事

→食料については、水や食べ物の備蓄があること。電気がこなくなったら、冷蔵庫のものを食べてしまわないといけないこと、カセットコンロで煮炊きできることなどを、具体的に説明。さらに、親には、キャンプ等の野外炊事の経験があると伝えました。また、県内のおばあちゃんの家は、畑があったり、井戸があるので、いざとなったら、そこへ避難するといってあります。

 

〇避難所

→家から、徒歩5分の小学校が、避難所になります。子どもたちの卒業した小学校です。もし、家に1人でいたり、お母さんが一緒に避難できない状況になったら、そこへ行って、「1人で、困っています」と、大人にいうように約束してあります。家が被災して、住めない時、家族バラバラになったら、小学校が集合場所です。携帯ゲームやスマホ、お気に入りのグッズ(本、ぬいぐるみやタオル)は、持っていっていいと話ました。

 

県内の自閉症の親の会の役員会でも、被災した場合、子どもとどう避難するのかと、いう話題は、以前から出ていました。具体的に、市町村の避難計画作りや防災避難訓練に、参加する会も出てきました。

 

自分の家でも、どう避難するのか、防災を考えることは大事だと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

養護学校で、肢体不自由部門と知的障害部門の交流会で、息子がボーリングゲームのルール説明を、みんなの前でしたそうです。

 

以前同じような説明が、早口になって、聞き取りずらかったという反省を踏まえて、ゆっくり、はっきりと解りやすく説明することが出来たと、先生から、お褒めのコメントが連絡帳に書いてありました。

 

本人も、うまく説明できて満足だったようです。よかったです。

 

追伸

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