少しづつよくなる障害者を取り巻く環境 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。全国的に、本当に荒天ですね。川が増水しているとこの方は、本当に心配ですね。住んでいる地域では、それほど雨も風もひどくならなかったので、よかったです。

 

今日は、市の障害福祉課と保育課との懇談会でした。親の会で、年に1回行っています。先方の課長さん、支援担当の方もお見えになり、意見交換をしました。

 

実感として、住んでいる市では、少しづつですが、自閉症や障害のある方を取り巻く環境は、よくなっていると感じました。その点をいくつか挙げてみます。

 

○乳幼児検診での早期発見早期療育の道筋の確立がされていた。保健師さんが、発達障害の正しい知識をもって、早めに気になる親子に声をかける。療育も、子どもの年齢や障害の重さにより、個別からスタートか、グループへすぐ入れるかなど、かなり臨機応変に対応

 

○相談者が年々増える傾向にあるので、専任の臨床心理師の退職を機会に、心理発達相談員(臨床心理士の資格を持つ4人を派遣で採用)方式に変え、相談室も、4部屋に増やした。このことにより、相談受付件数が倍増した。

 

○障害者差別解消法にともない市職員への研修を行ったと聞いていたが、それは継続されているのかという質問に、新規採用の職員や臨時採用の職員には、障害者差別解消法の講習を受けてもらっているそうです。

 

○親が交通事故や病気の時の緊急時の対応を、支援計画に盛り込んで欲しい。これは、まずは親が相談事業所などに、いざという時どうするかを相談して欲しいとのことになりました。市の児童部会でも取り上げくれるそうです。

 

○子どもの支援シートと、大人の支援シートの形式が違うのだが、ゆくゆくは、同じ形式にして、障害のある人の一生の記録としたい。特に、就学相談につかっている支援シートには、数年前から内容の充実を訴えてきた成果がでていました。こちらが見本で出した、形式が使われていました。

 

このように、障害者を取り巻く環境は、毎年の要望や相談の中から改善されてきていると実感できました。来年度も、合同の懇談会を約束をしていただきました。親の要望を伝えることは、大事だと改めて思いました。

 

【クスっと、コーナー】

 

新幹線とポケモンのコラボ作品を描いている息子。このところ、1日に3枚くらいのペースで描き上げています。

 

 

何を急いでいると思いきや「全国の新幹線コラボ作品を描き上げて、次に夏休みのコンクール用の絵を描かないといけないんだ」というのです。

 

もう夏休みの宿題のこと、考えていたんですね。気が早いです ( ´艸`)

 

 

追伸

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