忘れた時、失敗した時に、絶望しなくてよくなった | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、寒かったですね。娘は、コートを出して着ていきました。私も、一度は、しまったヒートテックの下着や厚手の靴下を出してきました。

 

息子、今日は、スポーツジムの日でした。いつも持っていく体洗いタオルを持っていくのを忘れました。

 

以前、忘れた時は、焦ってジムから親に連絡が来て、大騒ぎになったのですが、今回は連絡もなく、忘れたことも、洗面所に体洗いタオルが干してなくて気が付きました。

 

自閉症の子は、「1か0」、「出来た、出来ない」「白か黒か」等、はっきりとした結果を望む子が多く、「あいまい」、「グレーゾーン」、「勝ち負けががはっきりしないこと」を受け入れがたいのです。

 

また、ルーチンで、同じこと、同じもの、同じ時間に安心する子も多いのです。なので、そこからはずれることは、かなりストレスがかかります。

 

息子の場合、前回、体洗いタオルを、持ってこなかったから、もう「トレーニングができない」と、思い込んでしまったので、すごく慌てていました。

 

小さい頃なら、絶対自分の体洗いタオルがなかったらダメだったのでしょうが、17歳になった息子は、「体洗いタオルの代わりに、汗拭きタオルを使う」という、母の助言を聞き入れ、トレーニングをすることが出来ました。

 

今回も、以前忘れた時に、汗拭き用のミニタオルを代わりにすれば、体洗い用タオルがなくてもいいと教わっていたので、それを実行したようです。

 

以前のことを思い出して、体洗いタオルを忘れたというピンチを切り抜けました。

 

失敗した時、何かが足りない時に、もう駄目だと、パニックになり絶望しなくてよくなったこと、すごい成長です。経験の積み重ねが大事ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、親の会の総会でした。お昼に、B型就労移行支援事業所の幕の内弁当を食べました。

 

その写真を撮ってきたのですが、それを見た息子が、「彩、詰め方、きれいだね。お肉、野菜のバランスがいい」と、言っていました。

 

 

突然なんでとおもったのですが、なんでも、養護学校の家庭科の授業で、お弁当の詰め方を習ったそうです。

 

詰め方や、入れる種類や量を考えながら、自分でお弁当を作ったそうです。将来、自分で弁当を作るということを想定した授業だそうです。

 

学校の丁寧な授業に感謝です。これも、息子の大事な経験です。

 

ただ、「僕なら、梅干しはいれないなあ・・・」と、つぶやいていました。酸っぱいので、梅干しは苦手なんです ( ´艸`)

 

 

追伸

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