雨に濡れた後の後始末を教える | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、寒かったですね。最高気温15度、3月下旬のお天気だそうです。思わず、しまったコートを出しました。

 

学校から帰ってくるときに、雨がひどくなって、傘を差していたけど、ズボンと靴がびちょぬれになってしまった息子。そのまま家に上がろうとするので、「雨に濡れたとの後始末の仕方」を教えました。

 

以前は、母が結構やってしまっていたのですが、自律への第一歩です。今日は、全部自分でやってもらいました。

 

1)玄関で、下駄箱から、タオルを出し、リュックやカバン、髪の毛など自分の体をふく

 

2)傘は、長い傘なら傘立て、折り畳み傘は、扉のフックにかけて水を切る

 

3)靴下を脱ぐ。足の裏をタオルでふいてから家に入る。濡れた靴下は、洗濯籠に入れず、洗濯干しに干す

 

4)濡れた靴を、新聞紙の上にのせて、浴室乾燥が入っている、風呂場に持っていく。浴室乾燥が無い時は、中に新聞紙を詰めて入れて部屋で乾かす

 

5)「濡れたズボンをハンガーにかけて・・・」、そう言ったら、普段の制服かけハンガーに折りたたんでかけようとするので、それでは、乾かないのでズボンハンガーに洗濯物と同じに干すよういいました。

 

当たり前の(濡れたズボンを、干して乾かす)ことが、普段のルーチン(いつものハンガーにかける)に引きずられて出来ないんですね。

 

 

6)カバンが濡れていたら、中身を全部出して、干す。雨がひどい時には、携帯電話や懐中電灯など、電子・電気機器は、外ポッケに入れないよういいました。

 

7)服が濡れていたら、脱いで、洗濯するまで干しておく。濡れたまま、丸めて、洗濯籠に入れないよう注意しました。

 

8)体が冷えていたら、お風呂をいれて、入浴して温まってもいいし、エアコンの温度を上げて、暖房を入れてもいいと説明しました。濡れてそのままだと風邪をひく原因になると説明しました。

 

雨降りの日は、頭痛を訴えることが多く、何かをやるモチベーションも低いので、色々教えるはたいへんです。でも、きちっと教えておくいい機会になりました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、天気予報を見ながら、息子が、「3月くらい寒いから、制服のブレザーとウィンドブレーカーを着ていく、お母さん、ウィンドブレーカー出して」と、言ってきました。

 

息子、母に言われるまでもなく、自分で服をチョイスできるようになって偉かったです。

 

一方、天気予報を見ない娘は、半袖にジージャンで出かけて、めちゃくちゃ寒かったそうです。 

 

 

追伸

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