ぼやきでなく、具体的にお願いをすることを教える | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、GW明けで、家族で朝から、バタバタしていました。

 

そんな中、娘学校に行ってしばらくして、「今日提出の世界史のファイルを忘れてしまった」と、LINEが来ました。通学途中で気がついたのは、よかったのですが、そこからが、問題です。

 

「忘れてしまった、どうしよう」という、内容で、どうして欲しいかが書いてありません。「ぼやき」です。

 

「お母さんは、何をすればいいの?」と返信すると、「紫のファイルを、探して欲しい」と、連絡がきました。

 

見つけて「ファイル見つかったよ」と、LINEすると、「どうしよう。もう学校へ行くバス停にいる」と、ここでも、具体策を出さないままの「ぼやき」を連発です。

 

ここで、娘に説明、「今日、提出期限だという世界史のファイルを、どうしてほしいか、具体的に、言わないとお母さんは、わかりません。持ってきてほしいなら、はっきりと、持ってきてほしいといいなさい」と、伝えました。

 

すると、「じゃあ、学校まで、持ってきてよ」というLINE  ヽ(`Д´)ノ

 

ここで、再度、説明。ファイルを忘れた自分が悪いんだし、お母さんは、1時間かけて学校へ行き、また1時間かけて家に帰るんです。大変なんですから、「ごめんなさい。申し訳ない」という気持ちを、言葉にしなさいと伝えました。

 

なので、今日の場合は、「今日提出しないといけないので、申し訳ないんだけど、学校まで持ってきてください。お願いします」と、いうといいと、教えました。

 

「ぼやき」では、相手に伝らす、具体的にお願いすることの大切さを教えました。まるで、ソーシャルスキルトレーニングのようでした・・・・

 

【今日のいいとこ探し】

 

先日、おばあちゃんの家で、ネギ坊主を見つけて、それが、収穫を忘れてしまってトウの立ったネギの花だと聞いて、驚いていた息子。

 

 

「来年は、ネギ坊主が出る前に、ネギを収穫をするので、お父さん、お母さんも手伝うように・・・」と、息子に念をおされました。ネギとしては食べられないと聞いて、もったいないと思ったようです。

 

追伸

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