見通しを立ててもらう受身から、わからなければ聞くへ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、すごく暖かったですね。息子の植えた玄関横のチューリップが満開です。

 

 

今日は、息子の放課後デイサービスの日でしたが、4月の予定表がまだでていなくて、どんな活動をするか、わかりませんでした。

 

息子から、「担当の○○さんに、今日何をするか聞いてほしい」と、お願いがありました。

 

息子の通う放課後デイサービスは、中・高校生が小学生のお世話をするイベントが色々あります。

 

そのイベント、お買い物デイやゲームデイの時は、息子は「店員さんは、制服じゃないと・・・」と、学校の制服で、活動に参加しているので、今日の活動が気になったようです。

 

不安な時に、自分から、人に聞けるというのは、とても大事なスキルだと思います。

 

自閉症スペクトラムの子の支援には、「見通し」を立ててあげる(本人のわかる言葉や方法でスケジュールや詳細を伝える)ことが大事です。

 

息子の場合欲しい情報は、「いつ、どこで、誰と、何をして、終わりはどうなるか」です。これが、伝わっていると、自分から動けますし、とても落ち着いて、活動に参加できます。

 

普段は、親や先生、支援員が「見通し」を立ててあげる(息子からすると立ててもらう)のですが、今回のように、「わからないから聞く」ことができるようになったのは、成長です。

 

「見通しが立たず、わからない」から、不安だったり、パニックになるのでなく、「質問したり、情報を集める」という「自分の力」で、不安を解決できたことは、すごい事だと思います。これから、息子が自律していくためには、必要なスキルですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

いつも、パソコンを30分程する息子。母が、親の会の資料つくりや写真整理などで、朝から、パソコンにかじりついていたら、「お母さん、パソコン使うよね。僕、明日1時間やるからいいや」と言って、母にパソコンを譲ってくれました。やさしい息子です。

 

その分、しっかり他のゲームを30分延長してやってましたが・・・・

 

 

追伸

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