自閉症だって、人とお話ししたいんです! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。冬季オリンピック、フィギュアスケートの羽生選手、宇野くん、金・銀メダルおめでとうございます!!

 

娘の高校の合格祝いに、よみうりランドへ、イルミネーションを見に行ってきました。先月末の予定が、大雪と息子のインフルエンザで延期になっていたのです。

 

息子、カーリング体験をみつけて、大はしゃぎ。しっかり「的」の真ん中を、とらえて、「ペンライトアートの無料券」をゲットしていました。カーリングのストーンは、20キロもあるのだそうです。

 

 

自閉症は、コミュニケーションの障害とよく言われますが、息子は、積極奇異型の自閉症なので、人と話したがります。

 

小さい頃は会話にならず、一方的に自分の好きなことを、突然話すだけだったのですが、今は、違います。

 

相手の様子を見て話しかけ、目の前で起こっていることで、自分の知っていることを教えてあげたり、相手のやっていることを褒めたりして、知らない人と会話が弾んだりします。

 

今日も、イルミネーション&噴水ショーを、家族とは見ずに、1人離れたところで鑑賞していました。隣り合わせたお姉さん(息子は、成人女性を、ほぼお姉さんと呼ぶので年齢はよくわかりません)と、盛り上がったそうです。

 

自閉症だって、人と話したいんです、繫がりたいんです。

 

《人に話しかける時のポイント》 ※小さい時から積んできたこと

 

○店員さん以外、名前を知らない人には、話かけない。工事現場の人やまったく知らない子どもにいきなり話かけて、不審に思われたことが多々あります。

 

○いきなり話しかけない。「ちょっといいですか」、「今いい?」など、前置き言葉を教える。

 

○自分の好きなことばかり話さない。目の前にあることや、今、みんなが話していた話題について、自分の意見をいう。今日なら、「花火がきれいですね」とか、「地球の映像凄かったですね」等。

 

○すぐに感謝の言葉をつかえるようにする。「ありがとうございます」、「助かりました」、「ぼく、○○好きなんですよね」などです。親が使って習慣づける。

 

○人を褒める。他人のしたことを、評価する言葉を教える。「すごいですね」、「いいですね」、「素敵ですね」など。これも、親が習慣づける。

 

○相手が、目をそらしたり、相づちが適当になったら、自分の話をやめる。切り上げる。相手が、興味がないことを理解するのが難しいです。電車の話など、楽しくなってしまうと、今でも、なかなかやめられず、練習中です。

 

○放課後デイサービスやガイヘルさん、習い事のスタッフなど、息子の話を聴くことが仕事の方との時間を確保する。プロなので、息子の話をじっくり聞いてくれます。

 

○テレビやビデオ、本など、息子が見るものは、出来るだけ母も一緒に見て、感想をいったり、推理ものなら、推理し、クイズなら答えを当てあうように、心がけています。

 

誰でも、人と話して、会話のキャッチボールができると、楽しいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

イルミネーションと一緒に、「ぬい撮り」、ぬいぐるみと写真を撮るに、こだわって、園内あちこちで記念撮影をしていました。この写真もとても素敵に撮れているのですが、実は、撮影方法がすごかったのです。

 

 

カメラの夜景モードで撮ると手前のふぶき姫のぬいぐるみの顔は、暗くなるのですが、なんとLEDライトを持参して、顔を照らしながら撮影していました。

 

首から下げるタイプのLEDライトを、カメラを持っていて手で持てないので、鼻にのせて撮影していました。かっこは、笑えますが、写真のクオリテーは、素晴らしいです。ある種の才能ですね。

 

 

追伸

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