LADです。今日は、最高気温15度と、暖かったですね。スギ花粉が飛び始めたようです。主人の布団、パジャマ、タオルは、外干し禁止です。息子にも、伝えました。
親戚(80代)のことで、老人介護のケアマネージャーさんとお話しをする機会がありました。
介護保険を使うにあたり、利用者さんの日常生活の様子や支援の必要性から、区分認定をして、その後の支援計画を立て、介護の相談役になってくれるのです。
障害者の受給者証の認定、個別支援計画の作成など、似ているところがあると思いました。
親戚の件は、兄弟の方が、相談をしているのですが、御兄弟の方も、75歳を超えて高齢なので、老々介護です。
ケアマネージャーさんに、困り感がうまく伝わっていなくて、要介護1の判定。本人、介護者が、疲れ果ててしまっていました。
小さい頃から知っている親戚で、独身なので、頼れる若い人が居ないということで、お話しをしました。
ケアマネージャーさんは、たいへんよく観察をされ、介護者、本人、それぞれに寄り添っていらっしゃいました。
でも、ケアマネージャーの方が、お見えになると、認知症の入った本人は、しっかりしたところを見せないと思うらしく、1人で出来ますをアピールしてしまっていました。
介護者の方も、自分たちでせいいっぱいやりますと、アピールしてしまって、他人の手を借りようとしていませんでした。
でも、もう限界がきています。老人ホームを含めて、福祉の介入を受け入れる時がきたようです。でも、当事者の方たちでは、話がうまく伝わりません。
「自閉症の息子がいます」という言うお話をしてから、ケアマネージャーさんと、話を始めました。
《ポイント》
○ご本人さんの困っている様子をエピソードも入れて伝える。食事、掃除、洗濯など、まったく1人で出来ない。介護者が用意をしたり、指示しないとやらない。そのままで、平気。
○本人は、老人ホーム入居や介護を受け入れる気持ちがある。病院に入院した時に、完全介護を、抵抗なく受け入れていた。「家に帰りたい」といわなかった。
○介護者の精神的ストレスがひどく、追いつめられている。複数の親戚が愚痴や困り感の連絡を受けている。特に、ここ1か月半で、その頻度が上がっている。このまま在宅でいけるのか、不安を訴えられた。
○介護者の配偶者の無理解からくる暴言が、本人を怖がらせている
○本人が「怒られる」ことを、不安に思い、介護者に、1日何回も、確認の電話をかけてくる。認知の関係で、介護者以外に、電話をかけることができず、助けを求められない。
○介護者が、常に気を張っていて、自分の時間がとれていない。1日2回は、本人宅へ行き、家事のフォローをしている。介護者の「うつ」を心配している。
○家の構造化や見てわかる支援を入れていたのは、介護者でなく、相談を受けた私だったことを説明。
○介護者の「以前のようにきちっとさせたい、やればできるはず、周りの人(親戚・近所の人)から見てひどい扱いをしていない思われたい」と、いう気持ちがあることを説明。その気持ちを、尊重しつつ、福祉と繋がり、孤立しない方法を提案しました。
ケアマネージャーさんに、伝えたのは、実際おこっていることを、具体的にイメージしやすい事例をあげて、どのくらい困っているかをつたえました。他人から見て、本人、支援者、双方が限界にきていることを説明し、様々な福祉の援助が必要だと、訴えました。
これは、障害者の場合も同じだと思います。現に、息子の療育手帳の更新や、受給者証の更新時には、今回のように、ケアマネージャーさんに話をします。
「福祉の場面」では、何とか1人できるでなく、完璧に1人でできないことは、「出来ます」ではないのです。「助けが必要」と、きちっと訴えましょう。
老人介護もスペシャルニーズな子育ても、個人でがんばるのでなく、公的な助けもうけながら、本人にとって安心した生活がおくれることが一番ですね。
3年後には、障害者年金のこともあります。今回改めて、人に伝える大切さを、認識できました。
【クスっと、コーナー】
バレンタインで、色々な方から、チョコをいただきました。珍しいチョコもあります。これは、キットカットのプレミアチョコ。1本づつ箱に入っていました。
ブルーベリーやストロベリー、抹茶などもあったのですが、息子といただいてみたところ、結論は、2人とも「普通の赤いキットカットが、1番美味しい」でした。安上り、親子です ( ´艸`)
追伸
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