自閉症の診断が出た時に「ほっと」した話 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、風は強かったですが、暖かったですね。梅が満開になっていました。春が着実に、近づいていますね。

 

 

自閉症の診断がついたときに、悲しいより、「ほっと」してしまったという話が、親の集まりで出ました。これは、他の障害では、あまり聞かない話だそうです。

 

息子が自閉症と診断を受けた時に、ショックは、ショックでしたが、私も、「ほっと」しました。

 

息子に、自閉症と軽度の知的障害があると診断されたのは、3歳8カ月の時でした。

 

3歳半検診で、ひっかかり、その後、市の療育相談を受けました。そこで、巡回医師により、診断されました。

 

その時の気持ちは、「ほっと」したです。息子は、超多動で一時も目を離せない、言葉もしゃべれなくて、意思疎通ができない、夜なかなか寝ない、夜泣きがひどい、本当に、手のかかる子でした。、

 

息子がこんななのは、自分の子育てが、悪かったのではないか、母親失格なのではないかと、当時は、本当に辛かったのです。

 

そんな時に、息子と意思疎通ができないのは、自閉症という障害のせいだとわかったのです。今まで、正体がわからず、どうすればいいかわからなかった症状に、自閉症という診断がついて、すっきりしました。

 

幼稚園や学校の先生に、配慮をお願いする時には、診断名があると、いろいろ細かくお願いできます。また、親が子どものために何をすればいいのかも、診断が出れば、いろいろ学ぶことができます。

 

診断を受けても、子どもは、変わりません。変わるのは、周りの大人です。前向きに、子どもに、整った支援環境を与えることができます。

 

臨床心理士さんから聞いたのですが、自閉症の診断を受けて「ほっと」するお母さんは、多いそうで、そういうお母さんほど障害受容が早いそうです。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明日の職業スキルのアセスメント、最寄り駅で副担任の先生と待ち合わせすることになりました。

 

8:30に、駅中のコンビニ前に、集合です。自分で、パソコンを使って、乗る電車を調べて、家を7:50に出ることに決めました。

 

以前なら、母が下調べをして、家を出る時間を伝えていたのですが、もう自分でスケジュールを組めるようになっていました。成長しました。

 

追伸

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