特例子会社の人から、リアルな職場の話を聞く | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝、娘の受験の電車とバスの下見に行ってきました。実際の時間に、乗ってみないとわからないことが沢山あります。

 

午後からは、養護学校主催の特例子会社が20社以上集まって、所長さんクラスの方の話が聞ける会に参加してきました。

 

テーマは「不安から安心へ」ということで、特例子会社について、わからないことを、どんどん知ってもらって、雇用の機会を増やしていこうというものです。

 

全体説明のあと、分科会で、4社のお話が聞けました。保護者や養護学校の先生、相談員の方などから、特例子会社の方に、思い切った質問をぶつけることができました。

 

中でも、気になったポイントを挙げておきます。

 

〇特例子会社のやっている仕事を、経験していなくても大丈夫。入社してから、仕事は、きちっと教えてくれるそうです。逆に、経験したことがあるとそれにこだわってしまい、会社のルールを教えるのが大変だそうです。

 

〇連絡帳のある職場がある。体力やストレスなどを、親から聞いておきたい場合があるので、連絡帳が必要になります。

 

〇指導員は、福祉専門の方でなく、人を指導できる人を雇って、それから、障害特性や、ジョブコーチの資格を取る講演会や研修会にでてもらい、スキルを身に着けてもらうそうです。

 →特性理解が、うまく出来ていない指導員さんもいるかもしれないということですね。ちょっと、心配になりました。

 

〇面接や見学の時に、親を理由に落としたりしないが、会社は、親の様子を確認している。親は、放任でも、過保護でもいけない。一番いけないのは、会社の決めたことに、口を出す親。

 

例)「うちの子は、こういうことが得意です」とか、「こうしてもらうとわかります」は、いいですが、「うちの子に、こんな仕事は、させないでください」とか、「うちの子には、絶対できません」は、駄目だそうです。

 

〇「体力をつけおいてください」と、よく言われますが、実際の体力や筋力でなく、規則正しい睡眠、食事をとり、毎日休まず、通勤できるのが「企業の欲しい体力」だそうです。親の協力は、大事だそうです。

 

〇就労までに、子どもに教えておいて欲しいのは、「なんのために働くのか」ということです。お金が欲しいからで、OKだそうです。欲しいものを買うために、お金を貯めるでいいのだそうです。

 

〇企業が欲しいのは、言われたことをきちっとやれる子。勝手に、自分判断で進めては困る。分からないことがあれば、質問のできる子がいい。

 

以上、気になったポイントです。知らなかったことが、沢山ありました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子は、冬休みの目標にも書いてあったのですが、お菓子作りに挑戦。

 

抹茶プリンを、朝から作りました。分からないところは、聞いてきましたが、お料理本を見ながら、ほぼ自分でやっていました。

 

 

あんこをのせて、いただきました。おいしかったです。

 

 

 

追伸

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