体育会系の事業所、文科系の事業所 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温16度と、暖かったですね。

 

ちょうど3週間後には、もう元旦です。年賀状用に、実家の犬の写真を色々撮りました。かわいい寝顔が撮れました。

 

 

今日は、養護学校の事業所見学に行きました。就労移行支援とB型就労継続の2か所です。

 

特徴的だったのは、就労移行支援の事業所です。今まで見た、事業所と雰囲気が違いました。福祉系でなく、異業種の企業が母体です。

 

利用者さんは、養護学校からの卒業生だけでなく、再雇用を目指す精神の方や短時間の肢体不自由の方がいらっしゃいました。

 

そこでは、利用者さんの気持ち、特にメンタル面を重視していて、いごこちのいい場所、柔らかい雰囲気の、まったりとした空間が広がっていました。

 

無理をさせないことに、重点が置かれていました。引きこもったり、社会とつながりが無い方が、規則正しく、まずここへ通ってくることを第1目標にしていることがわかりました。

 

マンションの一室、きれいで新しい室内、パソコン入力業務もあり、作業にノルマも目標もありません。介護の初任者研修もされていて、資格も取れる職場です。「自分の理想の仕事」を探したいと、みなさん通われているようでした。

 

「嫌なこと、やりたくないことでも、働くことで、報酬(お給料)をもらうという考え」が浸透していないようで、その部分は、きちっと指導して欲しいと思いました。

 

高機能系の方が通う、本人中心のやさしい「文科系の事業所」だと思いました。

 

いままで、見学にいった就労移行支援事業所は、清掃業務や受注作業を、決められた時間に、求められる品質をもって行う。企業就労に向けての実践型の事業所が多かったので、びっくりしました。

 

あいさつや、態度、素直に教わる姿勢も重視されます。こちらは、いわゆる「体育会系の事業所」だと思います。息子は、こちらのタイプの方が、合っていると思いました。

 

事業所ごとに、利用者さんや方針にカラーがあることがわかりました。

 

来年度、企業就労がうまくいかなかった場合は、就労移行支援事業所も利用を考えているので、色々な事業所を見て見たいと思いました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

明後日行く、特例子会社見学の校外授業のしおりを持ち帰った息子。

 

靴がきれいでないといけない、PASMOのチャージは、だいじょうぶかといろいろ自分から聞いてきました。先に、来ていた手紙で全部、準備済みなんですが、心配だったようです。

 

自分から聞いてこれたのは、偉かったですね。

 

追伸

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