多動で他害がある3歳児への対応 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。息子の育てている蕎麦の花に、きれいなオレンジ色の蝶がきていました。

 

 

ツマグロヒョウモンという、蝶の雌だそうです。ちょっと前に、スミレの葉っぱをムシャムシャ食べていた、黒と赤のどぎついイモ虫が成長した姿だそうです。なかなかの変身ぶりです。

 

今日は、2か月に1回の勉強会でした。

 

最後の質問の時間に出た「超多動で、全然止まらないで動き続け、目に入る子にちょっかいを出しまくり、結果的にケガをさせてしまう、3歳児への対応」について、先生がとても分かりやすい答えを聞かせていました。

 

息子の、2,3歳の頃、超多動だったので、苦労は分かりました。

 

《ポイント》

 

○3歳という年齢と、理解力から、他害は悪気はない。こういう子は、ブレーキのない車で、止まるには、ガス欠か、衝突して止まるしか方法がない。

 

○クラスメイトへいじわるしようとしているのでなく、目について、ちょっかいを出すと、先生がすぐ来てくれると、誤学習している可能性あり。

 

○他害をすると、自分が「嫌だ、不快だ」と思っている環境から、連れ出してもらえる。これも、誤学習です。

 

○もう少し年齢が上がったときに、自分を律する言葉を身につけられるかどうかがポイント。

 

○今は、周りの子と物理的に距離を置くようにする。周りの子にも、ぶつかってくることがあるので、先に逃げるよう伝える。

 

○みんなと一緒でなく、1人遊びでいい。成長していくにしたがって、一緒に活動できる時が来る。その時までは、支援者が焦らない。

 

○禁止の言葉で制止しない。「ダメ」、「走るな」でなく、「止まって」、「戻って来て」「座って」など、子どもがイメージ出来て、次に何すればいいかわかる言葉を使う

 

○多動な子は、脳みそが、覚醒していないので、脳みそを起こすために、走り回っているのだそうです。なので、朝一に、運動させてみると良いそうです。

 

息子が小さい頃に、この話が聞けたら、もっといい対応が出来ていたと思います。懐かしく思いながら話を聞きました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

出張中のお父さんが、飛行機で帰ってくると知った息子。すぐに、お父さんの乗る飛行場の時刻表を調べて、何時に羽田空港に着くか、教えてくれました。

 

わからないことがあると、最近、スマフォで、サクサク調べています。今どきですね。

 

 

追伸

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