LADです。今日は、福祉会の企画した事業所見学ツアーに、息子と参加しました。
その後、娘の合格祈願のお守りを求めて、鎌倉に行ったのですが、霧雨の中、荏柄天神の境内でリスを見つけました。かわいかったです。
3か所の事業所を見学したのですが、その中で、添乗したエリアマネージャーさんから「どういう子なら、どういう進路をとるのがいいのか」のアドバイスがありました。
とても参考になったので、自分なりにまとめてみました。
どこで、働くにしても、「挨拶・返事ができる」、「規則正しい生活がおくれている」ことは、基本的に必要なことだそうです。
1)企業就労(一般企業、特例子会社) お給料がでる
・週5日、1日8時間働ける体力。
・周りの人と一緒に仕事ができる協調性をもっていること。
・自力で通勤できる。
・仕事中、独り言は言わない。
・言われたとおりに、作業できる。
・感覚過敏などがあっても、作業環境に合わせられる。
・仕事の「報連相」ができる。
2)就労移行支援 2年間の期限付き 工賃は出ないか、出ても少額
・企業就労準備のための事業所。
・週3日くらいから週5日、3時間~5時間、通えるような体力がある。
・仕事をしたいという意欲がある。
・仕事をやりたくないと言わない。途中で投げ出さない。
・企業就労を考え自力で通勤できる(送迎は無い)
・様々な職業の体験、技術のスキルアップ。清掃、パソコン入力等
・働く姿勢、服装、言葉使い、ビジネスマナーなどを学ぶ。
3)A・B型就労継続支援 期限なし B型工賃は少額、A型最低賃金
・本人の適正に合った作業をする。
・評価を受け、ジグなど使って障害特性に合った支援が受けられる
・体力や本人の意向で、通う日数、時間を選べる
・本人の体力を考えて、立ち仕事だけでなく、デスクワークもある。
・受注作業で工賃をもらう。工賃が出来高制のところもある。
・他の人と合わせられなくても、個別に対応してもらえる。
4)生活介護 期限なし 工賃はほぼ出ない 施設利用料を払う
・仕事をするというより、毎日の居場所を確保するという感じ
・レクリエーション的な活動が多い。ドライブ、散歩など。
・身辺自立から、支援してくれる。排泄、食事の介護。
・事業所によっては、作業をするところもある。
・障害の重い方が多い。支援員の数も多い。
・体力や本人の意向で、通う日数、時間を選べる
・車での送迎がある
以上が、私が見聞きした範囲ですが、進路の参考になればと思います。
【今日のいいとこ探し】
お昼ご飯は、B型就労継続支援のカフェでした。今日のランチ、具沢山の野菜スープと雑穀ご飯でした。
カフェの説明の後、「何か質問のある人?」と言われ、息子が自分から「テーブルの上の花瓶のハーブは、何種類あるんですか?これを飾るのも仕事ですか?」と、聞いていました。
気になったこと、自分から聞けて偉かったです。
追伸
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