不安な情報量をコントロールすることの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝から、北朝鮮のミサイル発射で、「Jアラート」が、発令されました。

 

息子が、朝5:55に起きてきて、6:03に「Jアラート」が発令されました。毎日見ている大好きなテレビ番組が中断されました。

 

真っ黒な背景に、赤と白抜きの文字で「ミサイルが落ちるかもしれないので、地下室や丈夫な建物に隠れなさい」というメッセージが、ずっと画面に出続けます。

 

また、男性アナウンサーが、上ずった、慌てた声で、危機感たっぷりに、コメントを読み上げ続けます。どこに、ミサイルが落ちるのか、ここは大丈夫なのか、本当に不安な時間が流れます。

 

息子が、緊張してどんどん不安になるのが、わかりました。

 

他のチャンネルに替えてみると、女性キャスターが、ゆったりとした口調で話し、真っ黒な「Jアラート」の場面だけでなく、空港や自衛隊の基地、港などを映して、明るい映像の局もありました。

 

そちらへチャンネルを替えて、どこに着弾したか、大まかな情報がわかってからは、録画したテレビを見てもらいました。そこから、息子は、落ち着きました。

 

親も不安でしたが、「ミサイルは、日本を飛び越えて太平洋に落ちたので、もう大丈夫です」と、伝えて、それ以降は、朝食、朝の隣駅までのランニングに行ってもらい、今日のスケジュールをこなしてもらいました。

 

不安な時ほど、いつもの行動をすることで、落ち着くものです。

 

自閉症の子どもが不安になる情報は、それがたとえ緊急なものであっても、うまくコントロールする必要があります。ショッキングな映像は、心に強い不安を刻みます。

 

9.11のテロも、東日本大震災の津波も、繰り返しテレビで流された映像で不安を抱いた子どもたちが、沢山いたそうです。

 

情報コントロールも大事な支援ですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

母が出かけている間に、宅配の生協が家に来ました。玄関前に置いておいてもらうのですが、今日は、息子が受け取って中に入れてくれていました。お留守番、頼りになります。

 

冷凍食品の中のドライアイスで、こんな遊びをしました。水を張ったタライに、ちょこっとだけ食器洗剤を入れます。

 

その中に、ドライアイスを入れるとあら不思議、泡の中にドライアイスの煙が入って、泡が割れると空気砲のように飛び出していきます。見てて飽きないです (^∇^)

 

 

追伸

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