電車で緊急時にしてもらいたい支援 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、仕事をしていた時の友人と、ちょっと遅い新年会をしてきました。みんな働いていて、美味しい、おしゃれなお店を予約してくれるので、毎回楽しみです。

 

お店の人のおすすめで、ロバ肉のシチューを食べました。柔らかくて、ホロホロと、身がほぐれて美味しかったです。味は、さっぱりしているので、ビーフシチューと言われても気づかなかったと思います。

 

 

「馬好きなのに、ロバ食べるの?」と、言われましたが、馬肉も食べます。馬関係のお仕事をされている方は、絶対食べないという方も多いのですが、食肉になっている時点で、美味しくいただきます。

 

馬もロバも、牛や豚と一緒で、そのために、肥育された経済動物です。命を「いただく」というスタンスです。

 

話は変わって、親の会関係で、官公庁のアンケート協力が来ました。電車の中で、緊急事態が起こった時に、障害者は、何に困り、どう支援して欲しいかという内容でした。以下のように、答えました。

 

人身事故や車両点検など、突発的に遅延や急停車が起こった時に、障害の程度によって情報を本人が取得・理解できない場合がある。

 

スマフォを持っていても、通話や、LINEの機能のみしか使えず、運行情報の検索ができない等の事態が想定される。

 

また、自閉症スペクトラムの特性上、視覚優位な人が多いので、車内アナウンスのみでは、正しい情報が聞き取れない場合がある。

 

車内アナウンスをする場合、「何が起こったのか」「どのくらいこの状況が続くのか」「乗客はどうしていればいいのか」「次にいつ情報をながしてくれるのか」を、続けて言わず、一つ一つ、比喩ない、分かりやす言葉で伝えて欲しいとお願いしました。

 

<例>

「○○駅構内で人身事故がありました」

 

「確認作業中なので、10分間、電車はこのまま停車します」

※10分かどうか分からなくても、10分後にもう一度、訂正をアナウンスすればいいのです

 

「車内で、落ち着いて待っていてください」

 

「10分後に、状況を再度ご案内します」

 

自閉症のスペクトラムの人は、予定が変更になったり、見通しが立たなくなることで、不安になります。

 

大きな声を出したり、パニックになる方も一部居ると思います。その際は、危険のない場所へ誘導して、静かに見守ってください(不必要な声がけは不安をあおります)

 

落ち着いたら、ご本人に聞くか、身につけている持ち物に、連絡先(自宅や勤めている事業所等)が書いてあるので、支援者に連絡をとってください。

 

以上のことを、答えておきました。自閉症以外の障害者団体にも、アンケートをとったようです。こういうことが、実際の支援に、生かされるといいですね。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝でかける時に、自分の手袋が見つからず慌てていた息子。お父さんが、手袋を貸してくれました。

 

夕方帰って来たら、一番に、お父さんに「手袋ありがとう」と、言われなくても、返却できていたそうです。偉いですね。

 

 

追伸

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