認知症と自閉症 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、寒かったですね。リビングで、エアコン、コタツを付けていても寒かったです。でも、ご近所のお庭の紅梅が綺麗な花をつけていました。自然は、春に向かっているんですね。

 

 

1人暮らしのおばあちゃんが、よる年波に勝てず、出来ないことが増えて、困っているという方から相談を受けました。リモコンや携帯電話を無くしてしまう。電話の勧誘を勝手にうけてしまう。薬を飲み忘れる。服の後ろ前を間違えて着てしまうなどです。

 

もちろん福祉のサービスを利用するのが一番なのですが、本人の意向もあり、自分でうまくやれるようにしてあげたいとのことでした。

 

なので自閉症の人の支援で、お年寄りの支援にも使えることを提案しました。

 

リモコンや携帯電話は、入れる場所・置き場を作る。目立つように、色テープなどを貼る。

 

電話の勧誘などは、電話機の前に、「1人で決めないで、○○(娘)に相談」など貼り紙をして、思い出してもらう。

 

薬の飲み忘れの対策は、、薬局で、複数ある錠剤を、1回分にまとめて小袋に入れてもらう。さらに、それを100均で買った、お薬ポケットに入れて、壁に貼っておく。

 

服の後ろ前を間違えてしまう対策は、下着などは、マジックや目立つ糸で前後を書く。玄関に姿見を置いて、出かける前にチェックを習慣づける。上着やシャツはタンスにしまうのでなく、ハンガーに同じ向きにかけておき、そのまま着れるようにする。

 

自閉症の人の支援と同じで、視覚優位にする。一目見てわかる支援をする。

 

いっぺんに沢山のことを言わない、やらせない。話す時は、抽象的な言葉を使わず、シンプルに具体的に伝える。言葉で理解が難しい時は、実物を見せる。

 

こちらの意見を押し付けるのでなく、あくまで、一人の個人として本人の意見を尊重することが、大事だと思います。

 

【クスッと、コーナー】

 

親や、目上の人には、きちっとした言葉遣いで話す息子。

 

しかし、今日、学校から帰って来て、妹とケンカになりました。兄妹ケンカですから、売り言葉に買い言葉、かなり汚い言葉も使っていました。

 

母がそれを注意したら、興奮していたせいか、息子が、母に向かって「うるせえんだよ」と、暴言をはいてしまいました。

 

「あっ」と、いう顔をして、息子が、平謝り。兄妹ケンカどころでは、なくなりました・・・・まじめですね。

 

 

追伸

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