自閉症の子に、お手伝いを頼むコツ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝は、この冬一番の寒さでした。バケツに、こんなに分厚い氷が出来ていました。

 

 

今日、息子は、お父さんとおばあちゃんの家で、「側溝のドブさらい」と、「納屋の掃除」を手伝いました。ハシゴにのっているのが息子です。

 

 

側溝さらいは、お正月におばあちゃんが、息子1人の時に頼んだら、断っていた仕事です。何から取り掛かっていいのか、分からなかったのだと思います。

 

今日は、おじいちゃんと、お父さんもお母さんも居たので、仕事を分担しました。

 

側溝のドブさらいを、おじいちゃんとお父さんが、お母さんは、足場の周りの草刈りやブロック敷。息子は、さらったヘドロを一輪車で川まで捨てに行きました。

 

《お手伝いのポイント》

 

1)つなぎを着て、長靴を履いて、作業をするという気持ちにさせる。「○時○分から、お手伝いに行くよ」と、予告しておく。いきなり言って、連れてこない。

 

2)一輪車で、ヘドロを運ぶという、分かりやすい作業を頼む。単調でなく、体を動かすことができるのがいい。

 

3)「この側溝のヘドロが無くなるまで」という、終わりを教える。また「約30往復かかる」と、大体の終りの目安を多目でいいのではっきり伝える。いつまでやれば終わるかを、分かりやすくハッキリ伝えるのが大事。

 

4)途中で、「お母さん助かるよ」とか、「力持ちだね」、「頼りになるね」などと、やったことを評価して、褒める。お母さんからだけでなく、お父さんや、おじいちゃんからも褒めてもらう。

 

5)終わったら、ご褒美や、本人のうれしい活動がある。今回は、おじいちゃんが、お小遣いをくれました。お金でなくても構いません。大人だって、がんばった自分に、ご褒美を用意しますよね。

 

体力もあり、筋力も付いてきたので、大人と同じか、それ以上の、仕事ができるようになってきました。おばあちゃんの家では、頼れる存在です。

 

【クスッと、コーナー】

 

小説を、パソコンで書いている息子。今日も、パソコンの時間に、せっせと続きを書いていました。

 

その後、「新しく刷るから、これもういらない」と、言って書きかけの小説7ページを捨てようとしていました。今日は、11ページまで書いたので、新しく全部11ページ刷ろうというのです。

 

「6ページ目まで、取っておいて、7ページ目から、刷れるよ」と、言ったら、驚いていました。

 

もったいないので、途中からの刷り方と、ページ数をつけるやり方を教えました。

 

「刷る」となったら、全部やりなおさないといけないと思っていたようです。思い込み激しいですね。

 

 

追伸

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