やっぱり難しい体温調節 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日から、主人は、会社へ。お弁当も作り、日常モードへ突入です。ただ、朝ごはんは、実家からもらって帰って来た、お餅でした。

 

午後から、姪っ子さんを送って、電車を乗り継いで家族3人で出かけました。さすがお正月、帰りの電車は、混雑していました。朝の満員電車ほどではありませんが、身動きがとれませんでした。熱気でムンムンした状態でした。

 

近くにいた娘は、「上着を脱いでいい?」と、聞いてくれて、脱いでいました。息子は、先頭車両で、運転席のすぐ後ろにいたので、どうなっていたか見えていませんでした。

 

終点が近づき、お客さんが減ったら、息子が、具合悪そうに、しゃがみこんでいました。

 

「暑くて、人が多くて、気持ち悪くなった」というのです。薄かったのですが、ダウンを着ていましたし、軽い熱中症になってしまったのかもしれません。

 

急いで、ペットボトルの水を飲み、ダウンを脱ぐよういいました。それで、ずいぶん楽になったようです。「お母さん、なんで早く教えてくれなかったんだよ」と、息子に怒られました。

 

自閉症の子は、朝に着た服を脱ぎたがりません。なので、ちょっと薄着で、体温調節しやすい服装にするといいですね。

 

【息子に伝えた、冬に暑い時の対処方法】

 

○暑い時は、上着を脱げば、涼しくなる。脱いだ上着は、折りたたん手に持つか、リュックへ入れる。

 

○脱げない時は、上着の前の、チャック(ボタン)をあける。腕まくりをする

 

○上着の下のシャツを脱ぐ。上着は、かさばるので着たままで、中の服を脱ぐということ。

 

○汗をかいたときは、ペットボトルの水を適宜に飲む。水分補給をしないと熱中症になる。

 

以上のことを説明したら、「そうか、そういう方法があったのか、ありがとうお母さん」と、お礼を言われました。

 

当たり前の事なのですが、気がつかないと、これが自分では、なかなかできないんですね。

 

なので、身に付くまで親のアドバイスが必要で、機会を見て、実践していくことが必要だと思いました。経験を積めば、自分で出来るようなると思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

姪っ子のお土産に、チョコレートタルトを、みんな作りました。息子のは、チーズ生地の上に、びっしりとアラザンとチョコで、デコレーションされました。

 

 

おやつの時に、「お母さんに分けてあげようと思ったけど、高カロリーなので、やめておくね」と

息子がいいました。ダイエットを始めようとしている母を応援してくれているようです。

 

 

追伸

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