発達障害の子の別室指導、「通級指導」の先生が足りない!! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、広報委員の仕事で、12月号の写真の差し替えがあり、急遽学校へ行きました。帰りに、息子の体育大会の予行演習を見ることが出来ました。

 

リレーの選手に選ばれたとのこと、張り切っていました。筋肉痛になるくらい、がんばっているようです。

 

養護学校の運動会は、部門ごと(高等部だけ)、昼の11時半まで、給食あり、親も、見ても見なくても大丈夫と、アットホームなゆるい感じです。無理な団体行動もないし、怒鳴る先生もいません。負担なく、体を動かすという感じですね。これなら、運動会嫌いな子も、拒否反応が無いと思います。

 

朝日新聞朝刊に、「通級指導の先生が足りない」という、記事が出ていました。発達障害の子の小中学校での学びを支えるため、一部の授業を別室で行う「通級指導」の先生・予算が足りず、希望しても、受けられないケースが多く発生していることがわかったそうです。

 

2015年度に、公立小中学校の全校児童のうち、通級指導を受けたのは、約1%弱にあたる、9万人。通常学級で、発達障害の可能性がある生徒の割合は、6.5%(60万人程度)という、試算もあり、この数字からみると、希望しても、通級を受けられていないことが分かります。

 

通級へ通わせている親へのアンケートから、学校への不安感が減り、自己肯定感が高まり、通常授業には、出られないのですが、メリットの方が大きいと感じているそうです。

 

また、筑波大学発達障害教育、柘植雅義教授は、「通級指導で、発達障害によって生じる落ち着きのなさなどが、改善するだけでなく、担当の専任教員が保護者の相談相手になり、通常学級の担任への助言役にもなる利点がある」と、述べています。

 

全校、どこの小中学校でも、通級指導の場を確保してほしいですね。住んでいる市の教育委員会との懇談会でも、市内、全部の小中学校に「通級」を作って欲しいと要望しました。市内全校にあるといいですね。

 

 

【今日のいいとこ探し】

 

療育で、「うどん作り」を、やりました。小学校の時以来だったのですが、力も付いて手際も良くなっていたそうです。家に帰って、茹でて夕飯にしましたが、結構細く切れていて、美味しかったです。

 

 

昨日の天ぷら、朝のおでんの残りと、焼き肉が乗っています。「肉ウドン」といって、子ども達に出しましたが、好評でした。

 

 

追伸

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