LADです。今日は、昼間から頭痛に悩まされています。この時間になってもおさまらないので、早めに寝ようと思います。
小学生のお子さんをお持ちのお母さんから、相談を受けたこと。それは、負のルーチンのことでした。
兄弟げんかや、叱られたあとに、テンションが一気に上がってしまい、自分で落ち着けなくなってしまうのだそうです。気持ちのコントロールができなくなり、叫んだり、暴れて、物を壊したりしてしまうそうです。
その時の気持ちの収めかたとして、お母さんに、叩いてもらわないと、終われないのだそうです。叩かれることで、気持ちの切り替えをする「負のルーチン」が出来上がってしまっているので、母親としてとてもつらいそうです。
問題行動ですが、それは、お子さんからのSOSでもあります。
お医者さんからは、投薬をすすめられて、気持ちが高ぶってしまった時に、頓服で薬を飲んでいるとのことでした。薬が効くまで時間がかかるので、気持ちが高ぶる前、兆候が出た時に、薬が飲めるように練習しているそうです。
私がしたアドバイスは、お子さんが、お母さんの気持ちを自分に向けたいと思っているようなので、不適切な行動や言動は、「お母さんは、その行動を認めない、やることは嫌だ」ということを伝えて、無視することをすすめました。
早く、落ち着かせようと声をかけたり、叱ったりすることが、かえって刺激になっている可能性が高いのです。
望ましい行動をした時には、褒めて、何がよかったかを具体的に、本人のわかる言葉で伝えます。
あと、叩く以外に、カウントダウンするとか、握手をするなど、違う行動で終わりの合図を送ることを提案しました。叩くあとに、その行動をつけて、終わりにする。やがて、叩く行動でなく、その行動が、終わりの合図になります。
それから、怒っている、暴走している子どもの気持ちに、名前をつける、「イライラ」、「プンプン」など、名前が付くことで、自分の気持ちを認めて、セーブすることにつながります。
どれも、すぐに効果の出るものではないですが、じっくり取り組んでいくことで、必ず変化が出てくるはずです。相談のお子さんも、少しづつ落ち着いてくれるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
大好きな電車のDVD「ラストランシリーズ」の絵です。以前は、白黒のモノトーンで描くことが多かったのですが、学校で、「もっときれいに色つけするといい」と、アドバイスをもらって、カラフルになりました。この方が、素敵ですね。
追伸
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