障害者差別解消法について | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。グリーンカーテンに植えた、ゴーヤとキュウリに、黄色い花が咲きました。このところ、お天気がいいので、ツルも1メートルを越えてきました。何個くらい実がなるか、楽しみです。


ゴーヤの花
ゴーヤの花


キュウリの花

キュウリの花


学校へ相談をしようと思っているというお母さんから、「障害者差別解消法」についての質問がありました。学校へ、「合理的配慮」を求めたいのだが、差別解消法を前面に打ち出して、お願いしようと思っているそうです。


「障害者差別解消法」は、今年の4月から施行された法律です。障害のある人への差別を無くすことで、障害のある人も、無い人も共に生きる社会をつくることを目指しています。


障害があることで、障害の無い人たちと違う対応を受けたり、個々の障害に合った必要な工夫や、やり方をしてもらえないことが、「不当な差別的な取扱い」に当たります。


例としては、「障害がある」という理由で、アパートを貸してもらえない、車イスだからといって入店を断られる等です。


また、障害のある人が困っている時に、その人の障害に合った必要な工夫や、やり方を相手に伝えて、その相手にしてもらうことを、「合理的配慮」と言います。


障害のある人から、「合理的配慮」が必要だという意思表明があった場合、負担が過重(お金がかかり過ぎる、物理的に無理があるなど)でないかぎり、役所、国公立の学校などが、「合理的配慮をしないこと」は、差別となります。相談者のお子さんは、市立中学校なので、こちらに分類されます。


会社やお店、私立学校、福祉事業所(放課後デイサービス等)は、障害のある人が、困らないよう「出来るだけ合理的配慮をするよう努力する」こととなっています。


具体的な差別がどういうものかは、内閣府からの通達には、載っていません。運用していくうえで、これから手探りで、様々な事例と向き合っていくことになるようです。


なので、「障害者差別解消法」に基づき、学校がどのくらい「合理的配慮」をしてくれるかは、分かりません。でも、子どもが過ごしやすいように、子どもの為に、学校と話合いながら、配慮を求めていくことは、出来ると思います。


【今日のいいとこ探し】


暑くなるとわかっていた今日、ガイヘルさんと出かける前に、いつものリュックから荷物を詰め換えていました。


「なんで、黄色いリュックにするの?」と、聞いたら、「今日は、暑くなるので、涼しいリュックでいきます」と、言って来ました。


確かに、肩ひもがメッシュですし、一回り小さいので、沢山量が入りません。軽ければ、汗もかかなくて済むそうです。よく考えて、準備ができて偉かったです。



追伸

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