LADです。今日も、暑かったですね。昨日より、湿度があったせいか、余計暑く感じました。以下、長文です。
庭のフェイジョアという、果物のなる木に、花が咲いていました。外壁のリフォームで、ずいぶん枝を刈り込んでしまったので、今年は、花が咲かないとおもっていたので、うれしかったです。ちょっと、トロピカルな花です。
今日は、養護学校のはじめての進路相談会がありました。1~3年生まで一緒だったので、1年生の親には、ちょっと分かりづらい説明会でした。
まずは、どんな就労先があるのかの説明がなく、事業所一覧が配られて、「自分のお子さんにあった事業所を、ドンドン見学してくださいね」、以上、終わりという感じでした。
さすがに、それでは困るので、思わず質問(意見)してしまいました。
就労先の事業所の種類の説明が、資料を読むだけでは分からない。それを、分かり易く説明して欲しい。
さらに子どものアセスメントを、学校でとって欲しい。それがあれば、自分の家の子にあった就労先が探せると思うのですが・・・・と、発言しましたが、明確な返事は、もらえませんでした。
なので、自分なりに考えました。
《主な事業所の区分》 ※ざっとですがわかりやすく説明するとすれば、こんな感じだと思います
○生活介助:主に、余暇活動や身辺自立に重きを置く。しっかり作業のあるところもあるが、ドライブ、散歩、レクなどの余暇活動がメインなところも多い。送迎のあるところが多い
○就労移行支援:2年間の期限付きで、就労にむけての学び、スキルアップをする。就労先が見つかれば、途中でも就労する。
○継続支援A型事業所:最低賃金が保証されるということなのだが、実際は、勤務時間を短くされたり、障害の程度により、雇い主が最低賃金から、引き下げを申請できる。事業所の数が、少ない。
○継続支援B型事業所:きちっと作業をするところから、余暇活動に近いところまで、様々形態がある。月々の賃金より、施設利用料の方が高い。
○職業訓練校:パソコン操作や清掃検定、ビジネスマナーなど、就労の為に、更に必要な職業スキルを専門的に学ぶことが出来る。障害者手帳が必要。
○企業就労:特例子会社や、障害者雇用制度を使った就労。障害者手帳が必要。非常に狭き門ですが、就労できれば、お給料や福利厚生の面で、高卒新入社員と同じくらいの境遇になります。
《就労先を選ぶポイント》 ※以下のことを子どもにあてはめて考えると、かなり条件が絞られます
○子どものアセスメントをとり、子どもの特性にあった就労先をさがす
→体力(立ち仕事ができる、エアコンが無くても我慢できる等)、感覚過敏、衛生面の管理(マスクができる、鼻をほじらない等)、集中力の継続時間、集団で作業が出来るか、報連相ができるか。指の微細運動のチェック等。
○通勤時間、通勤の介助
→家までの送迎があるかどうか。親が送り迎えをするのか。自立通勤が出来る(徒歩?バス?電車?どこまで、交通機関が使えるのか)毎日のことなので、通勤時間がかかり過ぎないことも大事です。
○障害特性にあった職場をさがす
→自閉症であれば、大きな声、奇声が上がる職場は難しい。大きな集団でなく、個別に仕事が出来る環境があるか。知的障害、発達障害が、混ざって働く職場も多いので、要注意。
○本人の意思
→長く就労してもらいたいので、無理のない、本人が納得した職場を選ぶべき。モチベーションを考えると、本人の意思を無視できない。但し、本人の好きすぎるものは、やめた方がいい。例.電車が好きだからといって、鉄道関係だと仕事に身が入らない可能性がある。余暇と割り切ることも必要
○親以外の第3者の意見や評価も大事にする
→親だけでなく、学校(クラス)や、職場体験した会社などの客観的な評価を大切にする。進路指導室の紙ベースの情報だけでなく、クラス担任とも情報交換をし、子どもの実生活の正しい評価を親にフィードバックしてもらう。
○住んでいる地域で使える福祉サービスが違う
→違う市・県でも、就労はできるのだか、福祉サービスは、制限がある場合がある。また、自治体が運営している事業所には、居住実績がない人は、入れない。
○将来のライフスタイルも一緒に考える
→収入を考えると、障害者年金、生活保護を受けながらの自立。親亡きあとの成年後見人制度のこと。グループホームや一人暮らしのことなど、就労と一緒に考えないといけない事ですね
以上のことを、事前に教えてもらえば、どこを見学すればいいのかの参考になると思います。今日の進路相談のアンケートが学校から来ていたので、このことをお知らせしたいと思います。
夏休み明けから、息子も校内実習です。親も、就労のこと、きちっと考えないいけないですね。
【今日のいいとこ探し】
息子がプランターのパセリを、自分で収穫してきました。夕飯に食べたいというので、豚肉のしょうが炒めに、刻んでいれました。
臭いがけっこうあったのですが、、喜んで食べてくれました。自分で作った野菜は格別なんでしょうね。食べられる野菜が増えました。
追伸
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