自閉っ子病院にかかる、初レントゲン! | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、咳が、1ヶ月近くおさまらない息子を、病院へ連れて行きました。小児科へ行こうとしたら、「僕は、高校生で大人なので、小児科には行きません」と、言われてしまいました。


なので、インフルエンザの予防接種をしてもらった内科へいきました。


肺炎や、百日咳などを心配したのですが、肺は、きれいで、風邪の咳だけが残った状態だそうです。咳止めと、抗生物質を出してもらい、飲んでいます。


肺炎の心配があるから、撮った方がいいと言われ、病院で、初めてレントゲンを撮りました。ちょっと、不安そうだったのですが、以下のことを伝えたら、1人で撮れました。


・レントゲンは、痛くない


・時間は、撮影は、約1分。動かない事。


・息を止める事


・先生の指示に従って、言われた姿勢をとること


以上を、伝えたところ、きちっと撮れました。綺麗な画像で、安心しました。レントゲン写真を見ながら、息子自身で、気になったところがあったようなので、「先生に聞いてごらん」というと、「これは大丈夫ですか・・」と、指さして聞いていました。血管の陰だったようです。


小さい頃、病院は、とても嫌がり、母1人では、連れて行けませんでした。主人に休みをとってもらわないと、息子を見る人、お金を払い、薬局で薬をもらう人が役割分担をしないとダメでした。


少しずつ慣れるように、色々やりました。まずは、待てないので、受付をしたら、病院の外で待ち、順番がきたら、声をかけてもらいました。会計の前に、先に車にもどり、息子を車で待たせてから、会計をすませました。


また、病院でしか遊べないおもちゃを用意しました。最初は、大好きな電車のおもちゃやパズルなど、家で遊ばせず、病院でのみ遊べるようにしました。そうすると、集中力が違うので、診察まで待てました。


途中からは、DSなど携帯ゲームです。これも、病院の待ち時間だけ使えるようにしました。


また、ご褒美を用意しました。がんばれたら、好きな電車の本がもらえるのです。とにかく、病院が苦手なので、楽しくなる要素を用意しました。


お医者さんには、事前に、自閉症のこと、息子の理解力、特性などを話して、無理をしないようしてもらいました。


また、看護婦さんがウソをつかないように、お願いしました。「注射は痛くない」とか「すぐ終わる」からなどです。子どもの不安を、和らげようとしてのことですが、ウソをつかれると病院の信用がなくなります。


いろいろ積み重ねた成果で、今日のレントゲン、問題なく撮れました。ほっと、しました。今度は、自分で体の不調を先生に、説明できるようになって欲しいですね。


【今日のいいとこ探し】


3月の卒業式に髪を切ってから、そのまま伸ばし放題だった息子。自分で気がついて、「髪の毛を切りに行く」と自分から言うまで、待っていたのですが、もみ上げが、つながってしまい、限界でした。


母が切りに行くよう言ったら、鏡をみて、「これじゃあ、アフロになっちゃう」と、自分で電話をかけ予約をとってから出かけました。自分で、「夏になるので、短めにお願いします」と、いって、かなりさっぱりしてきました。


髪切った息子



追伸

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