LADです。昨日の夜、ブログのアップに失敗していました。遅くなってすいません。
進級、進学で新しいクラスになって、子どもが落ち着かない、担任の先生の理解がなく、学校へ行き渋っている、疲れるのか、家でぐったりしているという話しを聞きました。
担任の先生も、初めて自閉症スペクトラムのお子さんを担当する場合も少なくありません。また、過去に担当した場合にも、自分のお子さんと同じタイプとは限らないので、当てにはなりません。
そこで、力を発揮するのが、サポートブック(お子さんの特性、支援・対応方法を書いた資料)です。
言葉でお願いしても消えてしまいます。資料になっていれば、担任だけでなく、ヘルパーさんや、体育、音楽など、担任以外の先生にも見てもらえます。
わが家は息子は、今年度も、好き嫌いから、コミュニケーションの取り方、パニックの対処法などを書いた細かい物を、担任に渡しました。娘の分も、簡単なお願いですが、去年クラスでの状態、特性、偏食のことなどを書いて渡してあります。
以下、息子のサポートブックの一部を抜粋してあります。
→ 短い声がけ、「〇○とって」、「〇〇してください」、いっぺんに2つ以上のことは、言わない
→ 実物・お手本を見せながらの声がけが有効
→ 複雑なこと、本人が納得しないことは、文字に書いて示す
例2) してはいけない(禁止)の伝え方
→ 事前にダメなことは、伝えておく(本人が思い込んでしまったら止められないので)
→ 短い声がけ、「〇○しません」、「ストップ」など。指や手で「×」を作る
→ 「〇〇君、ダメ!!」では、何がダメなのか、分からないので伝わりません。正しい、やって欲しい行動を具体的に、わかるように示してください。
こんな風に、息子とコミュニケーションをとる時のコツを書いておきます。だらだら長く書くより、項目を分けておくと、対応に困った時に、先生がそこだけを見ればいいので、活用しやすいと思います。
サポートブックを渡したからといって、いい支援をすぐしてもらえるわけでは有りません。まず、最初の歩み寄りを助けるものだと思っています。
相手を知らなければ、自分の思い込みで支援するしかありません。その支援をうける子ども達には、ストレスがかかります。
サポートブックは、学校に対して、親が出来る支援の一つの方法だと思います。
これから、遠足、運動会、宿泊学習など、行事があります。その時には、また「〇○行事のお願い」を出す予定です。
新しい環境になれて、楽しく学校に通えるといいですね。
【今日のいいとこ探し】
息子が「チャーハンを食べたい」と、春休みから言っていたので、一緒に作りました。将来の自立に向けて、「家にあるもので作る」のいい練習になりました。
具材を用意して、炒り卵を作るまでは、やってくれたのですが、ご飯を炒めることになったら、「手が熱くなったので換わってください」と言われ、換わりました。
息子の入れた隠し味「香味ペースト」が効いたのか、美味しかったです。
追伸
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