自閉症の避難所での支援の提案 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。学校の通学路のわきに、ふきのとうが群生していました。春のエネルギーを感じますね。

ふきのとう


「3.11」を前に、県連から、地域防災のアンケートがありました。以前、防災についての話し合いを市の危機管理課とお話しした時に、自閉症の人に特化した支援が無いことが分かりました。


なので、親の会として、以下のような、避難所ので配慮をお願いしました。


1) 避難所では、放送だけでなく、文字で書く、絵や写真、図などを使い、視覚的に分かりやすい伝達方法を確立して欲しい。ホワイトボード・模造紙なども、有効。


2) 聴覚過敏があり、大勢の知らない人の中にいるだけで、苦痛になる子が多いです。不安の為、、ウロウロしたり、奇声をあげたり、大きな声を出したりすることが考えられます。なので、体育館での生活は難しいと思います。教室や、保健室など、小さいくて落ち着ける部屋への避難を要望します。


3) 自家用車を校庭などへ乗り入れる許可を。車の中は、パーソナルスペースで落ち着けます。


4) 自宅避難でも、食糧配給はもらえるが、子どもから目が離せないので連れていくことになります。配     給物資をもらいにいったら、待たずに、受け取れるようにして欲しい。


5) 福祉避難所へ避難を希望する場合、障害者手帳の有無でなく、実際のその子と家族の、集団生活の困難さを基準にして欲しい。


6) 避難所を取り仕切り運営する市の職員、自治会の方に、自閉症や発達障害の正しい知識を持ってほしい。自閉症の人に分かりやす支援は、一般の方(特に、お年寄りや、子ども、外国人等)にも分かりやすい支援です。


という感じです。これを取り入れてもらえたら、安心して避難生活がおくれると思いました。

【今日のいいとこ探し】


夕飯あとの食器洗いで、今日は、マーボー豆腐を作った、大きな深鍋を洗ってもらいました。小さいアルミナベ、フライパンは、洗えるようになっていたので、挑戦です。


「これは、難関だ。やばい奴がいる・・・無理」と、嫌がっていたのですが、母が「マーボー豆腐を作った鍋で、今までの鍋より大きいけど、〇○(息子の名前)なら、出来るよね」と、いっぱい持ち上げたところ、「大丈夫出来る」と、張りって洗ってくれました。


出来るスキルは、あるのですが、自信が無いんですよね、励ましで、がんばれて偉かったです。



追伸

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