大学生の発達障害について | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の制服を買いに行きました。 下見をしたので、落ち着いて選ぶことが出来ました。ズボンは、色だけ見て、サイズが無かったので、通販で買うことにしました。


リュックも、ハンズへ見に行ったのですが、色々な種類があったのですが、一目ぼれで、「これでいい」と、サクッと決めました。もっとカラフルな物を選ぶかと思ったので、意外に紺色でした。リュックですが、四角い形なので、沢山はいりそうです。


リュック


今日の朝日新聞の朝刊の教育欄に、「発達障害 大学生のケア後手」という記事が載っていました。


4月から障害者差別解消法が施行されることにあたっての特集のようでした。平等に学べるよう合理的配慮が必要で、国公立大学は、法的義務が、私立大学は、努力義務だそうです。


大学・大学院へ進学する発達障害の診断を持つ生徒の数は、学生全体の0.1%未満(約2282人)8年前の20倍になっているそうです。

受験時の配慮は進んできているが、入学後の対応は、遅れがちだそうです


各大学に、名称は違いますが、障害者支援室が出来るようになってきています。特に、身体・視覚障害者支援には、スロープを作るなど、一定の道筋が出来ています。


しかし、発達障害の支援は、見ただけでは分かりずらく、個別支援を長期にわたって行う必要があるので、対応が難しいようです。


早大、京大、富山大など、発達障害に特化した支援室をつくる大学も増えてきているそうです。今は、オーダーメイドの継続的な支援をする為に、必要に応じて、学内外の専門機関と連携することが必要とされているという認識だそうです。


今後の課題は、就労支援だそうです。特性から、なかなか一般的な就労が難しいようです。


卒業後の就職について、ハローワークを利用したり、職業訓練の施設利用を含め、時には、障害者枠での就職も選択肢に入れる必要があるそうです。


自閉症スペクトラムの高機能のお子さんの進路が、広がっていることは、驚きでしたが、うれしいことです。将来的には、様々な可能性があるということですね。

【今日のいいとこ探し】


試着室で、着替えるよう伝えたところ、「カッコイイお兄さんは、腕時計でしょう」と、言って、家から、持参した腕時計を、さくっとつけてました。

息子なりに、イメージする、カッコイイ大人像ががあるんでしょうね。頼もしいです。



追伸

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