ワンルーム借り上げ形式のグループホーム | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、親の会で、ワンルーム借り上げ形式のグループホーム見学に行ってきました。


精神障害の方向けのグループホームですが、精神手帳をとった、軽度の自閉症スペクトラムの方もくらしているそうです。


2階建ての既存のワンルームのアパートを、2棟まるまる福祉団体が借り上げ、その間に管理棟(食堂&リビング、共同スペース)を作った作りになっています。


サテライト型といわれる、ワンルームに1人ずつ、利用者さんが暮らしているタイプのグループホームです。


トイレバスが、自分の部屋にあるので、自分で掃除、洗濯まで、自己責任で行うそうです。ただ、声がけや手伝いが必要な利用者さんには、支援員の方が、お手伝いをしてくれるそうです。


精神障害の方は、後天的に障害になっているので、車やバイクの免許を持っていたり、タバコを吸ったりする方もいるそうです。なので、なるべく、本人のもともと持ち合わせている、公的免許や、成人になったら行える様々な行為は、人の迷惑や、本人の危険にならない限り、なるべく受け入れているそうです。


人権を守るとは、こういうことだと思いました。


福祉支援計画に基づいて、利用者の方の一番過ごしやすい環境作りを、親やグループホーム、ケアマネージャーさんがチームで取り組むようにしているそうです。親の支援は断らないが、将来を考えて、なるべく1人で出来ることを増やすよう、指導支援しているそうです。


自閉症の人は、パーソナルスペースが保証されることで、日々の生活が落ち着く方が多いですよね。サテライト型のグループホームが、自分たちの住む市にもできたらいいのと思いました。住んでいる市や、障害福祉課などへ、親の会として、働きかけていこうと思いました。


ランチは、障害者の方が、接客やバックヤードで働いているおしゃれなカフェにしました。ハンバーガーサンドが美味しかったです。


バーがサンド


この中に入っているハンバーグや、パン、バナナタルトなど、市内の障害者の働く別な事業所の製品を使っているそうです。お互いに、支え合っているっていいですね。


【今日のいいとこ探し】


娘のことです。メンタルクリニックの先生に、初めて、自分の困り感を話すことができました。今までは、母が一緒に診察室に入って、娘の現状を代弁するという面談の形でしたが、本人が気持ちを出してくれて良かったです。



追伸

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