自閉症スペクトラムと触法行為 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、最高気温34度と、猛暑日に近い気温で、外にいると息苦しかったです。身体が暑さに慣れていなくて、倦怠感がありますね。


ご近所のお庭で、ルリマツリの花がきれいに咲いていました。これも夏の花ですね。


ルリマツリ


「自閉症スペクトラムと触法」のことについて書きます。触法とは、つまり犯罪を犯してしまうということです。


犯罪を起こそうとして、悪意があって起こすのではなく。社会観念を知らなかったり、自分の興味を優先してしまった結果、犯罪につながるケースが多いようです。


小さいころから、善悪、人に迷惑をかけないこと、法律は守るということをきちっと教えていかないといけないですね。


きっかけは、今朝の朝日新聞朝刊の記事です。「佐世保高1同級生殺害事件」の犯人である16歳の少女が医療少年院へ送致され、保護観察処分になったという記事です。


少女は、「重度の自閉症スペクトラム障害(ASD)と素行障害」があると診断されました。高校にも行っていたので、以前なら「アスペルガー症候群」と、言われたのではないでしょうか。


裁判長が、「人の痛みや苦しみが理解できない非感性障害などASDの特性のほか、決めたことは迷いなく遂行する性格などが絡み合い、ASDの中でも非常に特殊例」として、きちっと説明をしてくれたのは、よかったです。


今回のことで、自閉症スペクトラムに、誤解がないといいですね。


【今日のいいとこ探し】


学校の美術で段ボールアートを作っているという息子。コンテナ車の模型を作っていることは知っていたのですが、今日学校から持って帰ってきました。


「出来上がりなの?」と聞いたら、「まだ」、「本当のプラレールの上に乗せられるかお試しに持って帰って来た」と言うではありませんか。


勝手に思い込みで進めず、ちゃんと検証してから、作品を作ろうとしていたようです。見通しを自分で立ててえらいですね。



追伸

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