自閉症の過敏な耳の耳かき | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今朝、昨日必死にまとめた美術のプリントを、娘が忘れて行きました。「これだけは、持って行く・・」と言っていたプリントだったので、自転車で届けに行きました。


大事な物でも、忘れてしまうんですよね (;^_^A


明日も、英語のワークをテスト後に提出なので、玄関の扉に、「英語のワーク提出」と書いた紙を貼っておきました。これなら、忘れないと思うのですが・・・ それでも、ちょっと心配です。


お風呂上がりに、息子が耳ほりをして欲しいと言うので、やりました。耳かきで耳掃除をしたあと、綿棒で、耳の中を綺麗に掃除します。


くすぐったくなると、指で耳の穴をふさぎにくるので、困るのですが、「耳を指で押さえない」と、言うと我慢してくれます。10分とかからず、両耳終わりました。


実は、耳掃除、ここまで来るのに、10年以上かかっています。


耳周りが、超感覚過敏な息子は、小さい頃は、耳掃除が全くできませんでした。あまりに、つまり過ぎて、耳の穴をふさぎかけてしまったので、シーツで全身を包んで耳掃除していた時期もありました。


どう慣れていってもらったかを、書きます。


耳掃除は、無理してしなくてはいけないものでは無いので、かなり耳垢がたまってから、耳掃除をしました。


すると、ほって出てきた耳垢がかなり大きくて、子どもにもよく見えます。、耳ほりした成果として、耳垢が、見えるので、耳ほりを受け入れやすくなった気がします。


まずは、寝かせて、膝の上で耳を手で触ることから始めました。耳周りの髪の毛をさわったり、耳自体をひっぱたり、なでたりしました。耳掃除でなく、スキンシップの延長ですね。


次に、綿棒を短く持って、クリームをつけて耳の周りを拭きました。嫌がるようなら、無理強いせず、片耳だけでもOKにしました。


本人が、耳ほりをやりたがったら、綿棒や耳かきの持つ位置を線を引いて分かりやすくして、母が見守りながらやらせました。


最初の頃は、耳ほりをしたら、好きなビデオが見れる、ご褒美を用意していました。


動かないことを徹底してもらうことが、なかなか難しかったですが、短い時間から、徐々に時間を伸ばして行きました。


全てがスモールステップで行うのが、大事ですね。10年かかりましたが、将来の自立を考えると、耳ほりを自分でするというスキルを身につけてもらえてよかったです。


今は、かゆくなると母に、耳ほりを頼んできますが、普段は、自分で、耳かきを出してきて、ほっています。


【今日のいいとこ探し】


息子は、いつもなら、学校から帰ってきて、リビングで、テレビを見ながら好きな絵を書いてのんびりするのですが、今日は、娘がテスト期間なので、自分の部屋にいてくれました。


夕方、枕カバーを掛けに、息子の部屋に行くと、バージョンアップしたプラレールジオラマが出来上がっていました。今回は、レールアップされて、高架橋が出来上がっていました。本物の車両基地っぽいです。


purare-rujiorama



追伸

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