息子にわかるように伝えるコツ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、実家へ来ています。1週間ぶりですが、木々の成長が著しいです。梅の実は大きくなり、五葉松には、ピンクの雄花をつけていました。


梅の実   五葉松


息子に、こちらの望む答えを答えてもらう為には、コツがあります。


たとえば、修学旅行の班のメンバーを聞きたかったのですが、「班のメンバーを教えてください」と言ったのですが、班長さんしか、教えてくれませんでした。


そこで、聞き方を変えました。「班は、何人いるの?」と聞くと「7人」と返事が返ってきます。


「1番目は、班長さん、2番目は、○○(息子)、3番目は?、4番目は?・・・・・7番目は?」と聞いていくと、すらすら名前がでてきました。


数字が好きな息子なので、1人1人順番をつけることで、メンバー全員を教えてもらうことができました。


また、今日、息子は1人電車に乗っておばあちゃんの家まで行きました。最寄り駅まで車で迎えに行くことになっていたのですが、息子から携帯へ連絡が入りました。


先に駅に着いた息子から、「今どこにいるの?」と、聞かれました。「駅まであと2分で着くよ」と答えたら、「どこにいるのわかんない!!」と、怒られてしまいました。


そうですね。「どこ」と、場所を聞かれているのに、「2分くらい」では、息子に理解できなかったのです。


また、「10分後に改札から出てね」と言ったら、よくわからなかったようで、15分経っても出てきませんでした。これも、「1時12分に、改札から出てきてください」と時刻を指定して言うべきでした。


息子にわかるように伝えるには、コツがあります。


【クスッと、コーナー】


「おじいちゃんが、ご機嫌斜めでたいへんなんだよ」と、息子が父と母に言ってきました。


「巨人が負けたの?」と、聞いたところ「勝ったよ」と返事がありました。「ご機嫌斜め」の使い方が変だと思いました (  ゚ ▽ ゚ ;)


「ご機嫌斜め」は、「うれしいことですか?嫌なことですか?」と聞いたら「うれしいこと」と、元気な返事が返ってきました。

息子、「ご機嫌斜め」の意味を誤学習です。電子辞書があったので、その場で調べて見せました。「間違えた・・・」と、すぐに納得してくれました。親の知らないところで使っていないといいのですが・・・



追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村