娘と息子それぞれのソーシャルスキル | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も、暑かったですね。まだ、梅雨があけてないので、夜、雨が降りましたし、すっきりしませんでした。


娘のバレエ教室のお庭の柘榴(以前タコがいると報告したやつです)ずいぶん大きくなりました。ユリの花もすごくきれいに咲いていました。ユリといえば、実家の山にイノシシがでて、ユリ根を食べてしまうと、母が嘆いていました。人間が食べても美味しいんですから、仕方ないですよね。


柘榴   ユリ


娘がバレエから帰ってきたら、息子が先にゲーム(will)をしていました。自分もそのゲームをしたかった娘がいきなり、「今日、あたし1人でやりたい」と言って、息子から、ゲームをとろうとしました。


母:「ちょっとまって、兄ちゃん、ゲームしているところでいきなりは、やめられないでしょう」、「6:30まで待ってね」兄にも、「6:30から交代して、○○ちゃんに、1人でやらせてね」と、承認をとりました。


娘は、早くやりたくてしょうがないので、6:30ぴったりに、「6:30だから、かわって」と、いきなりゲーム途中の兄から、ゲームのコントローラーをひったくってしまいました。


息子は、今自分がやっている途中ですから、納得いきません。「何すんだよ!!」と、ケンカ腰になってしまいました。


もう、イライラマックスです。足をドンドン踏み鳴らし、代わりの3DSをもって、部屋から出ていってしまいました。でも、気持ちがおさまらないので、何回もリビングに来て、娘を威嚇します。兄妹喧嘩勃発です。


ここで、母の指導を入れました。


息子には、「6:30までといってあったんだから、その前に終われるようにしましょう」、「6:30にという約束だったので、○○ちゃんを怒るのは、間違ってます。嫌なことを言うのは、もう、終わりにします」と、きっぱりいいました。


「それが出来ないなら、今日のゲームは終わりです」と、宣言したところで、息子は冷静になりました。


息子は、しぶしぶですが、納得。約束だったことを思い出させて、ケンカを続けるなら、取り上げることを宣言、これが、息子へのソーシャルスキル指導です。


一方、娘には、「6:30といっても、まだ兄ちゃんゲームの途中だったよね」、「○○も、ゲームの途中でいきなり、コントローラー取り上げられて、終わりって言われたら、どんな気持ち?怒っちゃうよね」と、いいました。ちょっと、納得いってない表情の娘。


母:「お母さん、6:30で終わりっていっても、ゲームの途中なら、時間過ぎても、終わりまで待つよね。セーブできる所まで、待ってあげるよね」


「兄ちゃんにも、そうしてあげたらよかったんじゃない。そうしたら、兄ちゃんあんなに怒らなかったよ」と、言いました。「あっ、そうか」という、顔になった娘。


娘の場合は、ルールというより、自分がそうされたら嫌なことは、相手にしない。相手の立場に気づくようにしてもらいます。これが、娘のソーシャルスキル指導です。


兄妹、それぞれ、押さえないといけないツボが違います。夏休みなれば、もっと兄妹喧嘩多くなりますね。ちょっと、憂鬱です・・・


【今日のいいとこ探し】


夕飯の準備をしていたら、突然息子が「明日は、お母さんの誕生日じゃん、忘れてた!!」と言うのです。そうなんです。明日、自分の誕生日だと、気が付いていたのですが、自分からアピールするのもなんですよね・・・・


ちょっと、うれしかったです。やさしい息子です (〃∇〃)




追伸

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