自閉症に使う薬とは? | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昨日、桜とモクレンのことを記事にしたのですが、今日は、似ていますが、河津桜とこぶしの花です。両方とも、満開で「春」をすごく感じました。


河津桜   こぶしの花   


今日は、大学病院へ定期診断へ行きました。定期検診は、何か治療や療育をするためでなく、春休みや、夏休み、冬休みの年3回、息子の様子を見せに行く感じでしょうか。


大学病院にかかっている理由は、将来の障害者年金を申請するときに、子供のころの記録が必要になるからです。いつ診断されたか、成育歴がどうかなど、これが証明できないと支給が難しくなることがあるそうです。


また、個人病院だと、先生の定年などもあり、継続したカルテがなくなってしまう心配があるので、先生がかわってもカルテの残る大学病院にかかっています。


また、交通事故や大きな病気をした時に、カルテがある大学病院へ入院できると、息子の障害のことをわかったうえで治療してもらえるからです。


今の時点で息子に投薬は、必要ないのですが、知り合いの方に「思春期のイライラや、攻撃的になる自閉症児に使う薬のことを聞いてほしい」と頼まれたので、「もし息子がそうなったら、どんな薬があるのか」と先生に質問してみました。


以下にあげる薬で、自閉症薬と認可されている薬は、≪オーラップ≫だけ。海外的には、認可されていますが、日本ではまだの薬が多いです。抗てんかん薬など、別な病気のための薬ですが、自閉症の症状に効果があるそうです。


オーラップ:粗暴性の治癒に効果がありますが、血糖値が上がりやすく、不整脈がでる


リスパダール:衝動性を抑える薬、脈拍が上がる


デパケン:落ち着く、穏やかにする効果があるが、眠気が強く出たり、膵炎の心配あり


エビリファイ:粗暴性、衝動性に効果があり、臨床治験中、2~3年後に認可の予定。米では認可


コンサータ/ストラテラ:両方ともADHD治療の薬だが、自閉症にも使う場合がある、効果を検証中


以上が、主なものだそうです。


薬は、副作用もありますが怖いモノでなく、必要な時にきちっと医師と相談して経過を見ながら適量を使うことで子供も、支援者も楽になるそうです。息子は、今のところ、薬を使う予定はありませんが、とても参考になりました。


【クスッと、コーナー】


主人の誕生日を祝って、夕飯にステーキを焼いたのですが、食べすぎた息子。「苦しい、もう食べられない・・・」と言って、こたつで寝こんでいました。


突然、「食べ過ぎたんだから、運動しなくちゃ・・・」と言って、エアバイクをすごい勢いでこぎ始めました。


食べ過ぎて苦しいのに、無理に運動しなくても・・・。極端な息子ですね。




追伸

ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村