ゲームのルールは、お互い様 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、日差しが暖かかったですね。玄関横のプランターのチューリップ、急速に芽が伸びてきました。クリスマスローズも花が咲きました。本当に、春の気配です。


チューリップ   クリスマスローズ


療育から帰ってきて、ゲームを始めた息子、娘もバレエから帰ってきて合流しました。Wiiリゾートという、ゲームなのですが、何種類ものミニゲームで競争する内容です。


息子が得意なゲームもあります。娘の方が得意なゲームもあります。ということは、勝ったり、負けたりするということです。けんかもありますし、わがままも出ます。それで、あまりに喧嘩が酷ければ、途中でも、終わりにしてもらうことになっています。


なので、あまり激しい喧嘩には、ならないのですが、今日は、違いました。娘が、息子に「違うゲームをやりたいと」言っているのに、息子は、聞く耳をもちません。娘は、怒って大声になっています。それでも、無視する息子。


息子は、自分がやりたいゲームを、娘の意見をまったく無視して勝手にかえてやっていました。それでは、娘が怒るわけです。


息子には、「ゲームをやるときは、自分だけ、やりたいゲームをやるのではなく、○○(娘)のやりたいゲームもやります。」


「自分のやりたいものだけをやるのは、ルール違反です」


「ルール違反して喧嘩するなら、ゲームは終わりです」


と、言ったら、「ルール違反なんだ。ダメだね」と、あっさり、納得して交換してくれました。


お互いにやりたいゲームをその都度譲り合ってやれば、けんかにならないという、当たり前のルールが息子には、分かっていなかったようです。


娘にも、「兄ちゃんが譲ったんだから、次は、ちゃんと○○も譲りなさい」と、念押ししました。でないと、きっと娘は、兄に「ルール違反」と連呼して、自分の好きなゲームばかりをやるに違いないからです・・・・


娘の方が、アピールがうまいし、ちょっとずるいところもあるので、不公平にならないように、「お互い様」のバランスをとらせるのが、大変です。


【今日のいいとこ探し】


東日本大震災から3年目です。小学校、中学校でも、黙とうをささげたようです。私も家で、テレビを見ながら黙とうをささげました。あの時の衝撃は、今でも忘れられません。復興途中の被災地の方々のことを思うと胸が痛いです。


息子が、学校から帰ってきて、「地震で死んじゃったんだ、かわいそうだね」「○○小学校の4年生の時、地震が来て怖かった」という話をしていました。息子なりに、人の死を悲しむ心がありました。その心を忘れないでほしいですね。




追伸

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