診断を受けた直後・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、いいお天気でした。暑さの中にも、すこし涼しさが感じられ、夜になったら、外で虫の声が聞こえました。秋は、確実に近づいていますね。


今日、相談されたことから。診断を受けたばかりのお母さんを案じた方からの相談でした。


自分の子どもが「自閉症である」と、診断された直後。信じられないと思う方と、ほっとしてしまう方がいると思うのです。


私は、後者でした。理由がわからず、ずっと子どもの特異な行動に、振り回され続けたので、「自閉症」と言う診断がついて、自分の育て方のせいでなく、生まれつきの脳の機能障害だといわれて、ほっとしたのです。


もちろん、後から、「障害だなんて、どうしよう」と言う気持ちも湧いてきたのは確かですか、今まで正体の見えなかったものが、わかったことで前向きに行動ができるようになりました。


診断を聞いて、ほっとしたという方のほうが、障害受容が早いですね。


診断を受けてショックを受けない親はいないと思うのですが、悲嘆にくれて、子どもの障害を拒絶しても、何もかわりません。親が立ち止まっている間にも、子どもは、どんどん成長していってしまうからです。


診断を受けたばかりでショックを受けている小さい子のお母さんには、自分の息子が歩いてきた、ちょっと先の未来のことをお話します。


就園まえなら、小学校のことや中学のこと。さらに将来がどういう選択肢があるのかなど、なるべく具体的に想像しやすく話すよう、心掛けています。正体のわからないモノは、怖いし、受け入れがたいのです。


親の理解がないと、子どもの自己肯定感が下がり、不登校や、若年性のうつなどの2次章障害のリスクが高くなります。


それだけは、ちょっと心配なのですが、ただ、どうしてもお子さんと向かいあえないお母さんには、無理強いはしません。今受け入れられなくても将来、診断を受けたことを思い出して、その時にお子さんに合った支援ができればいいのだと思います。


【今日のいいとこ探し】


息子の学校の畑で、野菜がいっぱい採れたようで、お土産に、こんな沢山持って帰って来てくれました。


自閉症スペクトラムの窓-学校菜園

まあ、形はいびつでしたが、おいしかったです。枝豆は、息子のリクエストで枝つきで茹でました。自分がどうしたいかを、ちゃんと母に言えて偉かったです (‐^▽^‐)


自閉症スペクトラムの窓-枝豆






追伸

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