いなくならない遠足と、いなくなる前提の遠足 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、午前中雨でしたが、午後から晴れましたね。今日は、支援級の遠足でした。最寄りの駅まで息子を送って行きました。いつもと違う道を歩いていたら、かわった花を見つけました。


ピンクの蔓バラとロシアンセージです。綺麗な色ですね。


自閉症スペクトラムの窓-ピンク蔓バラ   自閉症スペクトラムの窓-ロシアンセージ

中学校の遠足は、小学校とだいぶ違いました。小学校は、常に、居なくならないように、先生やヘルパーさんも沢山引率としてついて行き行きます。見守るというスタンスですね。


今日の中学校の遠足は、集合場所の駅に着くと、何やら配られていました。それは、もしもの時カードで、迷子になってしまった時に、名前と先生の連絡先の書いてあるカードでした。


中学生の気持ちというか、プライドを傷つけないように「迷子カード」とは、言いません。「何か、困った時に、大人に見せるカード」という、言い方をしていました。


もしもの時は、自分で対応させるということです。1人で外出する時の為の練習も兼ねているんでしょうね。びっくりしました。


その紙を配りながら、「個人情報ではありませんから、見せて大丈夫です」と、先生が何回も断りを入れていました。


とにかく頭が回って、曲がったことが大嫌いな子が、「個人情報は、教えられません」、「知らない人には、話しかけてはいけません」ですよね。だから、これはダメですと、先生に詰め寄ってました。


自閉症スペクトラムの子は、かなりルールに縛られますよね。自分が正しいと思ったら、絶対引きません。注意しまくりです。それがお友達とのトラブルに、繋がるんでしょうね。なかなか、対応が難しくなっていきますね。


【クスッと、コーナー】


駅から家に向かって歩いている途中、息子がずっと怒っています。「なんで?怒ってるの」と聞いたら、「帰りの電車が古い3000系で、音がうるさかった」 \(*`∧´)/


もうそれは、どうにもならない問題です。でも、真剣に息子が怒っていて、笑ってしまいました。本人には、笑いごとでは無いんでしょうけどね。


帰りの踏切で、4000系の快速を見れて御機嫌直りました。よかったです。



自閉症スペクトラムの窓-踏切と息子




追伸

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