動物を怖がることへの対応 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間は、五月晴れでしたが、夜になって冷え込んできました。なんだか変な天気です。子どもの日の名残りのこいのぼりが、青空に泳いでいました。


自閉症スペクトラムの窓-五月晴れ


夕方見た空は、五月晴れとはちがって、夏の夕立ち前の積乱雲の空でした。テレビで、5月病と、気温の寒暖差による疲れのことをやっていました。体調には、気をつけないといけないですね。


自閉症スペクトラムの窓-五月晴れ2


動物を怖がるお子さんへのアドバイスを求められたので、以下のようなお返事をしました。


息子も、小動物、犬は、ダメで、幼稚園の頃、遠足のふれあい動物園で、モルモットを見てパニックになったことがありました。


その時相談した、療育の先生のお話だと、動物や虫は、動きを予測する事が難しく、見通しが立てられないので、自閉症の子は、怖がるのだと言われました。


確かに、急に自分の方に向かって来られたりしたら、怖いですね。大きさでなく、動きの予測を立てられないことが怖いようです。


あと、嗅覚過敏のあるお子さんで、動物の臭いがダメという話を聞いたことがあります。


我が家の対処方は、必要ないなら、動物に無理に近づかせない。自分から、近づいて行く時は、我慢できるようです。例)猫は、猫からあまり人に近づいて来ないし、息子が触りたいので、平気。


あと親や兄弟が、動物に、正しくふれあう姿を、見本として見せました。動物は、正しく接しないとかえって怖い目にあったりしますよね。例)知らない犬にいきなり手を出すと、噛まれる。


ペットショップや、慣れている動物で、子どもの不安が無い状態で馴らしていくこともやりました。


息子は、相変わらず、犬が苦手ですが、散歩中の犬に会った時のスマートな対応を、今、登校中に教えています。まだ、うまくい行かないこともあるので、練習中です。


前から犬づれの人が来たら、道の反対側に渡ってよける。よけるスペースが無い時は、「僕は、犬が苦手です。犬を押さえてください。」と、お願いしてわきを通る。


その時のポイントは、「犬が嫌い」と言わせないことだと思います。飼い主さんが、不快な思いをすると思うので、「嫌い」でなく、「苦手」と言わせています。


まさ、今朝、この状態だったのですが、前から歩いてくる犬を見て、ドキドキして息子硬直。母が、「僕は、犬が苦手で・・・・と言うんでしょ」と囁くと、早口ですが、飼い主さんにお願いして、脇を通ることが出来ました。



あと、怖いからといって走ると余計に、犬は追いかけてくることや、怖がって騒ぐと犬は吠えるということを、1つ1つ説明して、覚えてもらっています。


時間は、かかると思いますが、生活の中での動物(犬など)との接触に関しては、経験を積むことで、ある程度慣れて行くと思います。


【今日のいいとこ探し】


妹の3DSの、どうぶつの森を借りていて、「使わない・・」と約束していた、アイテムを勝手に使ってしまった息子。なぜと聞いたら、「だって邪魔だったから・・・」と、自己中発言!!


怒っている妹に対して、最初は、謝れなかったのですが、「自分が使われたらどう?」という、母からの質問に、自分の非を認めて、妹に謝ることが出来ました。よく気がつきました。




追伸

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