爪切りは、難しい? | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も暖かったですね。でも、週末は、また冬へ逆戻り、体にはきついですね。


桜5分咲きです。例年、入学式の頃なので、今年は、本当に春が早いです。


自閉症スペクトラムの窓-爪切り   自閉症スペクトラムの窓-桜の花


今日は、午前中、大学病院へ脳波検査の結果を聞きに行きました。発達障害の子は、思春期にてんかんの発作が出る子が4割くらいいるそうです。心配していたのですが、結果は、正常。てんかん波も出ていないそうで、ホッとしました。


足の爪が伸びていたので、切るよう言ったところ、自分で切るのに自信がなかったのでしょう。母に切って欲しいとお願いしてきました。


本当は、自分で切れるのですが、お願いしてきたことを評価して切ってあげました。ただ、体重が重くなって脚を膝に乗せられると、きつかったですね ( ̄Д ̄;;


自閉症スペクトラムの窓-爪切り2   自閉症スペクトラムの窓-息子

今でこそ自分で切ることができますが、最初は、たいへんでした。どこまで切っていいかわからず、深爪してしまったり、丸く切ることができず、鋭くとがらせてしまったりと、失敗も沢山ありました。


あと、足のつめは、膝を立ててくれないと、足の指が、こちらへ向かないので切れませんが、それを理解してもらうのが、大変でした。相手の立場に立てないのが、自閉症の特性ですから、とにかくルールとして足の爪を切るときは、膝を曲げるにして対応しました。


爪を切る、というスキルは、3年くらいかけて身に付けてもらいました。最初は、母のやるのを見ているだけ、次にやすりを指1本だけかけてもらう、それから、1本づつ爪を切ってもらうようにしました。


今は、爪を切るタイミングを自分で判断してもらうのが、課題ですね。爪切りひとつとっても奥が深いです。


【今日のいいとこ探し】


病院の先生の問診で、「中学校は、遠いの近いの?」と、いう意地悪な質問をされました。何と比較してが、よくわからないので、息子には、答えられないだろうと思って後ろで聞いてました。


困った息子は、くるりといすを回転して、母の方へ向くと「お母さん、○○中学は、遠い? 近い?
教えてよ」と聞いてきました。


わからない時に、ちゃんと母に助けを求められて偉かったです。



追伸

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