自立登下校への道のり | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間すごく暖かったですね。12度もあったそうで、3月中旬の気温だったそうです。


その暖かさに、誘われてクロッカスに引き続きチューリップも芽を出しました。なので、庭から玄関横へプランターを移動しました。花の咲くのが今から楽しみです。


自閉症スペクトラムの窓-チューリッププランター   自閉症スペクトラムの窓-チューリップの芽

知り合いのお母さんに、自立下校(1人で下校)の仕方の相談を受けました。今、息子は、帰りは完全自立下校です。朝は、副班長をしているので、母が付き添っています。


まずは、クラスから、昇降口へ1人で降りる練習。それが出来たら、校門まで。それが出来たら、角の電柱までと、どんどん距離を伸ばしていきます。最終的に家を目指します。


自立下校する前に、確認しないといけないのは、お子さんが交通ルールを理解しているかどうかです。理解していなければ、危なくて自立下校はできません。親と一緒の時に、それを確認しておく必要があります。


交通ルールを理解しているか見分ける工夫としては、子供だけで親の前に歩かせて見ましょう。声がけせずに、横断歩道を渡ったり、駐車車両をよけられますか。


お子さんが、親の声掛けや親の行動を見て歩いている状況だとしたら、自立下校は、難しいですね。丁寧に、繰り返し交通ルールを教えて行きましょう。


あと、途中でトラブルに合った場合(怪我や地震などに遭遇した時なそ)家まで急いで帰るのか、学校が近ければ学校へ行き返すのか、目安になる地点を決めておく必要があります。


自立下校を進めながら、鍵を使って家の玄関をあける練習もします。鍵の管理や、鍵をあけるときには、周りに不審者が居ないか確認する事や、玄関に入ったら、すぐ鍵をかけるなどの行動を教えます。


さらに、留守番のスキルを身に付けると、親がいない時でも、自立下校して、そのあと留守番という流れに持って行けます。


そのお子さんの状況にもよりますが、小学校なら、1年生から経験を積んでいき、高学年になるころに、自立下校ができるようになるといいですね。


息子が、4月から中学生なので、また母が付き添った登下校になります。一から、練習を始めることになります。今日、相談を受けて自立登下校の見直しが出来てよかったです。


【今日のいいとこ探し】


朝のプチトマトの皿の中に、こんな2個つながったトマトが入っていました。それを見た息子が『サクランボトマト』と命名して、娘に譲ってくれました。可愛いネーミングをつけてもらって、娘大喜びでした。やさしいお兄ちゃんです。


自閉症スペクトラムの窓-プチトマト双子