息子の料理 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。月曜日に降った雪を雪かきして山にした雪山が、まだ家の前に残っています。でも、だいぶ溶けてきていて、氷の芸術になっていました。鍾乳洞のようです。


自閉症スペクトラムの窓-残った雪   自閉症スペクトラムの窓-雪でつらら?


今日の夕飯に、息子が、『いろどりきんぴら』を作ってくれました。家庭科の教科書に出ていて、つくりたかったようです。買い物の時に、ゴボウやニンジンも自分で選んで買ってきて作りました。


教科書に載っていた材料は、1人分だったので、「4人前にしてください」といったら、ちゃんと4倍にしてつくってくれました。ただ、調味料の「小さじ1杯」は、大さじ1と小さじ1にするのは難しかったらしく、小さじ4にしていました。それでも、同じ量ですからいいですね。


下ごしらえは、母が手伝いました。人参は、短冊切りなので、皮をむいてスライスまで、レンコンは、イチョウ切りでしたので、皮をむいて4つ切りまで。こんにゃくは、袋から出して、水洗い半分にカットしておきました。このくらいしておくと、作業はずいぶんはかどりますね。


ささがきゴボウは、うまく鉛筆のように削るのが難しかったら、自分で教科書の「ささがきが難しい場合は、斜め薄切りで・・・」というコメントを見て、斜め薄切りに切り替えていました。自分で訂正出来たのには、びっくりです。


母が作るより、きちっと分量を量り、野菜をカットして、教科書通りの順番で野菜を炒めて作ったので、とてもおいしかったです。お父さんにも好評でした。


あと、難しかったのは、「汁けがなくなるまで炒める」は、本当に全く汁が無くなるまで炒めようとしていたので、焦がしてしまいそうでした。言葉そのままに、受け取って解釈してしまうのでなかなか難しいですね。「汁けがなくなる」というのは、これくらいだと、見本を見せる必要があると思いました。


レンコンや、ゴボウを息子が喜んで食べる日がくるとは思わなかったです。成長しました。


【今日のいいとこ探し】


おじいちゃんのお誕生日プレゼントのベストを買いに、隣町のデパートまでいきました。買い物は、あまり好きではないのですが、私と主人が、服を探して店員さんと話をしている間、しゃべらず我慢して待っていてくれました。我慢がだいぶ出来るようになりました。


帰りに線路際の道から息子が撮った写真です。逆光をうまく使って、中々芸術的な小田急線の写真になりました。


自閉症スペクトラムの窓-小田急線