地震の情報の規制 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子の学校の支援級で親子クリスマスリース作りをしてきました。毎年この時期にあるのですが、息子はあまり乗り気でありません。


1,2年生の頃は、全く作ろうとしませんでしたが、歳を重ねるごとに、作らないと終わらないということがわかってきたので、このところは簡単ですが作っています。今日も、息子は、大好きなキラキラの玉やスプレー松ぼっくりをつけて仕上げていました。


自閉症スペクトラムの窓-リース作り


今日の地震は、大きかったですね。宮城や福島の方々は、大丈夫だったのでしょうか。地震速報が、見ていたテレビに流れて、地震が来て、テレビが一斉に地震と津波の情報を流し始めてから、息子が不安定になりました。地震自体は、震度3で、トイレに入っていた息子は、あまり気にしていませんでした。


どのテレビ番組も、しばらくはずっと地震のニュースでした。トイレから出てきた息子は、地震特番でいつも見ている番組が見られなくなるとわかり不安定になりました。部屋の中をウロウロ、母にベタベタくっついて来て、困ってしまいました。


これは、テレビを見せない方が、早く落ち着くと思いました。なので、息子の大好きなピグライフに行き、ケーブルテレビのアニメ番組を観ることを勧めて、地震の番組から切り離しました。しばらくすると、息子は、落ち着いていきました。


これは、3.11の時にもやった、地震情報の規制です。視覚優位な子たちですので、テレビがついているかぎり見続けて、不安になってしまうのです。親や支援者が、ある程度、情報を整理したり規制したりすることがが大切ですね。


地震は、早くおさまってくれるといいですね。


【今日のいいとこ探し】


クリスマスリース作りの時に、低学年の子たちが息子の机にやって来て、飾りの玉やベルを持っていってしまったのですが、いきなり怒らず「返してよ」と言いにいってから、取り返していました。ずいぶん成長しました。