助産師さんの話 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、すごく強い風が吹いていました。道に、落ち葉がすごかったです。


先日から気になっていたヒノキ葉の枯れですが、この風でサラサラと落ちてきて、絨毯のようです。道が黄色く染まりました。常緑樹のヒノキも、紅葉した葉は、時期が来ると落ち葉になるんですね。知らなかったです。


自閉症スペクトラムの窓-ヒノキ落ち葉    自閉症スペクトラムの窓-ヒノキ紅葉


お歳暮が届きました。クリスマス仕様のジュースの詰め合わせで、子ども達喜んでいました。サンタの絵柄がかわいいですね。妹の友達が遊びに来たら、おやつに出してあげようと思います。


自閉症スペクトラムの窓-お歳暮ジュース   自閉症スペクトラムの窓-お歳暮ジュース箱


先日、学校の6年生の授業で助産師さんの話を聞いた息子。どこまで理解できたのかと思いちょっと聞いてみました。まあまあ、理解できているようです・・・・


母「助産師さん、赤ちゃん生まれる時の話した?」  息子「うん」


母「○○は、お母さんから生まれたのしってる?」  息子「当たり前じゃん」


母「この黄色いハートの紙は、何?」  息子「あかちゃんの元・・・」

「赤ちゃんの元???」 これは、クラス便りでわかりました。黄色いハートの紙に、針でつついた小さな0.14ミリの穴があいていて、それが受精卵の大きさなのだそうです。「こんな小さい細胞から、みんなは大きくなったんだよ」と言うお話をしたそうです。それで、赤ちゃんの元と言うわけです。息子なりの理解ですね。


いま、6年生は、『命の授業』といって、今回の助産婦さんをはじめ、お医者さんの話、救命救急士さんの話を聞いています。息子には、少し難しい話もあるのですが、子供に分かるようにした授業だということで参加しています。クラスのみんなと一緒なら、静かに話が聞けるようです。


ただ、理解力不足というか、トンチンカンな質問もしていることがあるようで、お医者さんの話の時に、皮膚科のお医者さんだったので、「何か質問は?」と司会者の問いに、思いっきり手を挙げて「腰がかゆいのはどうすればいいですか?」と聞いたらしいです。


「質問は?」というのは、「医者として命とどう向き合う」とか、「苦労する点は?」とかを聞くものでしょう。息子の質問は、超個人的な自分の悩み相談です (-"-;A


そのお医者さんが、いい方で、「お金はかかりますが、僕の病院へきてください。痒くなくなる薬をだします」と答えてくれたそうです。息子納得で、ご満悦だったそうです。クラスメイトから、その話を聞いて、母は焦りました。講師の先生ありがとうございます・・・・m(_ _ )m


【今日のいいとこ探し】


サンタさんに頼む3DS-LLのボディ色が兄妹で意見がちがって決まらず困っていました。今日こそは、サンタさんも困るから決めるようにいったところ、娘は、「青」で譲らなかったのですが、息子の方が、「黒」といっていたのを、「全日空カラーの青でもいいよ」と言って折れてくれました。


妹の意見を優先して、さらにそれを自分に納得させる為に、自分の好きな全日空カラーであると自分を納得させた息子。本当に偉かったです。


他の人に合わせて、なおかつ自分の気持ちも収められた今回のこと。これからも、そうして過ごせたらいいですね。柔軟性のある自閉症でいてほしいものです。