勉強会「医療の役割」 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝は、涼しかったですね。昼間も気温が下がるかと思ったのですが、昨日までが30度。今日、29度になっても、1度しか下がらないので、あまり涼しくは感じませんでした。


息子を学校へ送った帰りに、公園のフェンスの横に、彼岸花が芽吹いていました。昨日まで気が付きませんでした。今日、いっきに伸びたようです。彼岸花は、お彼岸の頃になると、全国的にあまり差がなく開花する不思議な花なんだそうです。確かに、ぴったりですね。


今日は、昼間は、交流級のお母さんとランチ。6年生の恋愛事情や、中学の制服の事など、いろいろ盛り上がりました。


夜は、自閉症の勉強会に行ってきました。今回は、「医療の役割」というテーマでした。


まず衝撃的だったのが、日本には、自閉症の診断(発達障害を診断)をきっちりできる医師が約200人しかいないということ。


さらに、「児童精神科」という診療科目がないそうです。なので、開業しようと思うと、大人の精神病の方も見ないといけないそうです。最近、個人診療をする病院も多くなり、医療の公平性がないそうです。


最近の診断の問題は、親の意見だけで、生育歴を確認したり、検査をしないで診断をつけてしまう医師が多いことだそうです。また、「自閉症です」と言うと、親が傷つくので、「広汎性発達障害」や「自閉的傾向」などの診断名を付ける医者が多いのも、問題だそうです。


医療の現場が、診断を付けたから終わりでなく、長いスパンで自閉症の子にかかわってくれるといいとのお話に納得がいきました。


【今日のいいとこ探し】


我が家の2階のトイレは、母の趣味の小部屋です。その部屋は、馬好きな私が、小さいころから集めていたコレクションが飾ってあります。棚の上に置いてあった小さな馬のフィギアが落ちていたのを、息子が教えてくれました。よく気が付きました。


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