LADです。今日も暑かったですね。でも、この暑さも今日までで、明日からは涼しくなるそうで、ほっとしています。
今日は、息子の通っている療育施設からの依頼で、先輩お母さんという立場で「サポートブックについて」の講演をしてきました。話す時間は、30分ほど、残りの1時間で実際に書いてみてもらいました。
講演会は、よく聞きに行きますが、いざ自分が話すとなると緊張しますね。準備は、いろいろしたのですが、今朝になり着て行く服や、展示物の準備など、思ったよりバタバタしてしまいました。
聴講者は、約60名。年長さん、年中さんを中心に未就学児のお母さんが多かったです。サポートブックの話と小学校の生活について話をしました。
みんな、小学校進学に対する不安でいっぱいの緊張した顔をしていました。少しでも、情報を持って帰って、安心できたらいいのですが、どうだったのでしょうか・・・・。後日のアンケート結果が気になります。
講演会の内容は、『サポートブックを作ってみよう』というテーマでした。
サポートブックは、親以外の支援者に向けた子どもの特性を書いた資料のことです。説明できない本人に代わって特性や好み、コミュニケーションの取り方、さまざま場面での対応の仕方を、具体的に見やすくまとめたものです。形式に決まったものはなく、ファイル、レポート、手帳など、さまざまです。
サポートブックは、本人・支援する人・預ける親が楽になるために作ります。支援者に誤解なく、早く理解を深めてもらうことで、本人に安心、安定が早く訪れ、活動が広がります。親がその場にいなくても、本人に合った支援が、無理なく、無駄なく受けられます。
文字に書くことで、必要な時に見直せます。言葉で言ったことは、消えてしまいます。支援者の立場や、関わる場面を想像して、必要と思われる内容を書きます。いつどのくらいの時間関わるかで、書く量を調整します。
親以外と関わることが、将来の自立につながります。その自立を手助けするのが、サポートブックです。自立に向け、親以外の支援を受けることに今から慣れておきましょう。
サポートブックを渡したからといって、やってもらって当たり前ではありません。先生には、感謝の言葉を、ボランティアさんには、お礼の言葉を忘れないようにしましょう。
「サポートブックを作ってみよう」のレジュメです。幼稚園のころから書きためた、サポートブックがクリアフォルダー4つになっていました。幼稚園の頃の写真やエピソードを見ると、とても懐かしい気分になりました。
息子が超多動で、一時も目が離せないでいたあの頃に、必要に迫られて書き始めたサポートブック。今、そのサポートブックが、不安で、たいへんな思いをしている、幼児期のお母さんの役に立ててよかったです。疲れたけど、充実して、有意義な講習会でした。
【今日のいいとこ探し】
今、息子のハマっているのは、『モジバケール』という、お菓子のおまけです。文字を変形させると、動物や、幻獣になります。妹の分を使いたかったらしく、「○○ちゃん、貸して」と頼んでから使っていました。勝手に使わず、偉かったです。