学校でのトラブルの解決方法 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、朝、雨が降っていなかったにもかかわらず、昨晩から大雨洪水警報が出ていた為、学校が2時間遅れで登校になりました。


息子に「ゲームしていい?」と聞かれたのですが「それはダメ」と答えると、2階の子ども部屋のプラレールで遊び始めました。かなりの作り込みようです。またまたトンネルや、周りのトミカを増やして、本物の街っぽくなっています。


自閉症スペクトラムの窓-プラレール改訂版

今日、友人から、『学校でのトラブルの解決方法』を聞かれました。


ケースバイケースなのですが、基本のところの話です。


まず、子どもが起こしてしまったこと、トラブル(お友達に怪我をさせた、ぶってしまった、物を壊した等)については、まず真摯に相手の子に謝りましょう。自分のうち子が悪く無いと思っても、相手の子が不快に思った、こわかったという気持ちには、向きあいましょう。


本人ができない場合は、親が、代わりに間に入り、「ごめんね。うれしくなりすぎちゃって、言葉でうまく言えないから叩いちゃったみたい」「今度、困ったら、担任の先生か、おばちゃんに言って・・」などと、被害にあった子をフォローしましょう。


担任には、もし先方の親に謝った方がいいなら、謝りにお宅に伺ったり、電話でお詫びをする意思があることを伝えましょう。


お子さんが自分の言葉で話せるなら、なぜ、そういうことをしたのか、聞きましょう。もしそれができない場合は、担任の先生を通してその時の状況を聞きましょう。担任が見ていなかった場合は、その場に居合わせた周りの子に、どんな様子だったか聞くのがいいでしょう。


落ち着いたら、その時、どうするのがよかったのか、具体的に子どものわかる言葉で説明しましょう。例)いきなり取るのでなく、ちょうだいっていってからね。


注意しなければいけないのは、やっていないのに、うまく説明できないので、犯人(トラブルの原因)にされてしまう場合があることです。その時の状況を周りの子から聞きとり、自分のうちの子を守りましょう。


子どもは、自分に都合のいいことしかいわないので、注意してください。相手の子も、自分のうちの子もです。なので、第3者的な目が必要になります。


トラブルは、どういう状況で、どんな場所で、どんな子と一緒にいた時起こっているかを確認して、同じパターンのトラブルに巻き込まれないようにしましょう。起こってしまったことには、真摯に対応。今後のトラブル予防も考えましょう。


【今日のいいとこ探し】


朝の登校2時間遅れの連絡で、校外委員の母は、連絡網を回すので大騒ぎ、息子に「朝ごはんは、まだ?」と聞かれたのですが、まだ準備の途中。母が手が離せず困っていると、自分で麦茶をカップに入れ、シュガートーストを焼き、オカズをテープるに運んで自分で食べてくれました。すっかり、手間がかからなくなり、助かりました。